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宅建士登録実務講習のスクーリングと修了テストが終わりました

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こんにちは、猫マグロです。

以前、こんな記事を書きましたが、

 

www.nekomaguro.com

 

あっという間にスクーリング当日になり、修了テストを終えました。
今回はこのスクーリングと修了テストの様子についてお話ししたいと思います。

 

  

スクーリング1日目

 

スクーリングは土日を丸2日を使って行われます。
僕が受けたのは1番最後の日程だったので、申込み人数も少なく10人程度。宅建業に関わる人は1/3程度で、残りは僕と同じ趣味で受けている人や資格好きな人だと思われます。
年齢層もバラバラで、若い女性もいれば、髪が薄いおじさんもいました。

1日目は9:30から17:40まで。ほとんど演習はなく、講義をひたすら聞くのみです。1時間ごとに10分ほど休憩を取ってくれますが、もう眠気との戦いです。
肝心の内容は、通信学習でやったWeb講義の一部を食いつまんで説明する感じです。
スクーリングの講義内容は修了試験の記述式の問題と直接リンクしていますが、初日はあまり関係なし。

 

スクーリング2日目

 

2日目は9:30から15:30まで講義があり、16:00から17:00まで修了試験になります。

2日目は1日目よりも演習の時間があり、売買契約書や重要事項説明書を作っていきます。作っていくと言っても、演習ノートの空欄部分をテキストを見ながら埋めていく、というか写していくという作業です。
正直かなり退屈でしたが、修了試験ではどこにどんな情報が書いてあるかを理解しておかないと、時間が足りなくなってしまうので、それなりにちゃんとやります。

後述する修了試験の記述式の内容は、ほとんどが2日目で学習した内容からの出題でした。

  

修了試験

 

修了試験はスクーリング2日目の最後に行われます。
講師の方がテスト前にちらっと言っていたのは、TACでは修了試験の合格率は約97%。普通にやれば落ちることはないというものですが...
時間は60分で、選択式(○×)30問と記述式30問の合計60問です。各80%以上の正答率で、無事合格となります。合計80%ではなく、各80%というのがミソです。

それと、この修了試験はテキストの持ち込みが可能です。
持ち込みできるのは、通信教育で主に使用した実務の基本テキストと、スクーリングで使用した演習テキスト、スクーリング演習ノートの3冊で、選択式は実務の基本テキストから、記述式は演習テキストの内容から出題されます。

 

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テキストに付箋を貼ってもOKとのことだったので、僕は重要マークがあるページすべてに付箋を貼っていました。TACのテキストだと指のマークが付いているところです。

選択式は事前に自習用に配布されていた確認テストと同じような内容で、問題分の文言はテキストと全く同じです。また、全ての選択肢がテキストの重要マークの部分から出題されます。

それなら全く自習しなくもいいのでは、と思われるかもしれませんが、60分の中で計60問を解くのは意外にシビアです。
問題はテキストに書いてある順番に出題されるものの、やはりどのページにどんなことが書いてあるかどうかぐらいはざっくりでも理解しておいたほうがいいと思います。
僕の他にも多くの方が付箋を貼っていましたし、1番楽で確実な方法でしょう。

記述式は、戸建住宅の売買情報が与えられるので、これに沿って売買契約書と重要事項説明書の空欄部分を埋めていくというものです。
売買契約書で15問、重要事項説明書で15問です。これも2日目の演習を普通にやっていれば、どこに欲しい情報があるのかわかりますので、特に難しくはありません。ほぼ丸写しですからね。

他の方のブログに、「事前に勉強なんてしなくてもいい」という記事があったのですが、今回受けた感じだと、やはり一通りは通信教育をやっておいた方がいいと思いました。
問題自体は簡単なのですが、あまり時間がないからです。ざっと流して重要マークのページに付箋を張るだけでも試験が楽になると思います。

  

修了試験終了後

 

8月4日に修了試験を終え、8月13日に東京のTACから全国に結果が郵送されるとのことです。
多分受かってるでしょう!これで落ちていたらショックです。