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骨巨細胞腫(中間悪性骨腫瘍)闘病記〜その5〜

 

手術から2週間後、退院から1週間後で最初の外来です。まだ手術をしたところがパンパンに腫れていますが、無事抜糸できました。

グロいのでモザイクを入れていますが、傷口は12cmくらいあります。

 

防水パッドなしでのシャワーの許可が出ましたが、お風呂は感染症の可能性があるのでダメと言われました。お風呂に入りたいです。もう1ヶ月くらい入っていません。

とはいっても、うちの浴槽は足を伸ばして入れるほど広くなく、この時点でまだ80度くらいしか足が曲がらないので、許可が出たところでどっちにしてもお風呂は入れません。

こんな感じで気合いで入るのは...現実的ではないです。

懸念事項だったリハビリは、紹介状を書くから自分でリハビリ先を探して欲しいと言われました。大学病院はあくまで急性期の対応だけってことですね。

自宅の近くに外来のリハビリをやっているちょっと大きめの病院があるので、ダメ元で紹介状を持っていくと診てもらえることになりました。

看護師の人が珍しそうに僕のCT画像を見ていたのと、理学療法士の方が「骨腫瘍の方を担当するのは初めてです」と言っていたのを聞いて、改めて珍しい病気なんだと思いました。

骨腫瘍の方は初めてですと聞いて大丈夫かよと思わないこともないですが、とにかく受け入れてくれるリハビリ先があってよかったです。

理学療法士の方と相談して、今後しばらく週1回のペースでリハビリに通うことになりました。

左腕の骨折の時に学んだのは、①リハビリは大事だということ、②自力でのリハビリには限界があること、そして、③頑張ってリハビリをしても完全に元通りにはならないことです。

保険適用でのリハビリは手術日か診断日から150日までと決められているので、期間中は目一杯通おうと思います。リハビリも痛いし辛いですが、入院手術のつらさに比べたら大したことはありません。

 

松葉杖生活にも慣れてきましたが、生活はやっぱり不便。常に両手が塞がっていて物を持てないのが一番面倒です。雨の日は傘をさせませんし、買い物なんて一人ディズニーランドより高難易度です。

おまけに松葉杖だと体重を腕で支えることになり、一歩一歩が腕立て伏せみたいなものなので、普通に歩くよりもかなりしんどいです。体力が極端に落ちているのもあり、ロードバイク100kmと松葉杖50mが同じくらいの疲労感と言って過言ではありません。

でも、運動して体力をつけないといけないので、雨の日以外は毎日30分程度、外を歩くようにしています。足は一生元通りにならないと諦めていますが、生活は元通りにできると信じて、今は前を向いていこうと思っています。