猫とマグロのその日ぐらし

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税理士事務所マジ激務

 

税理士事務所に転職して1年半が経ちました。なかなかの激務かつ、閑散期と繁忙期のムラがすごいです。

忙しい時は6時半から19時まで、月〜土で働いていました。暇な時は1日中仕事が無い、社内ニート状態が数日続きました。業界の特性上繁閑の差があるのはどうしようもないですが、それでも何とかならないものでしょうか。

営業時代も忙しい時はありましたが、今の仕事と違うのはサボれないことです。メーカー営業時代はアポの合間にコンビニで休憩したり、道中遠回りして山奥の名店にランチを食べに行ったり、辛いことがあっても気持ちの切り替えをするタイミングがありました。

今は1日中ずっとPCとにらめっこで、朝起きて気がついたら夜になっています。変化が無いのであっという間に時間と人生が過ぎていきます。下っ端なので働いた分だけ残業代が出ますが、文字通り時間をお金に変えている感覚です。

こんなことを言い出すと「いや俺の方が激務だから」とか言われそうですが、文化的かつ健康的な生活のためには激務じゃないほうがいいに決まっているので激務度対決はお譲りします。実際、繁忙期は申告チームとか監査法人のほうが忙しいと思います。

 

あと、今いる部署は社会の上澄みみたいな人ばっかりです。絵に描いたようなボンボンばっかり。首都圏ならではだと思いますが、小学校とか中学校から私立です。

最終学歴はMARCH関関同立未満はいません。MARCH関関同立や駅弁公立大はゼロではないですがほとんどいません。半分くらい早慶です。数学やっとるんかこらと言いたくなりますが、頭の回転も早くてコミュ力も高い人ばっかりで、無能度で言うと僕は一切の誇張なく底辺レベルです。

 

日本の税の世界も不思議です。政治家が複雑な法律を作った結果、民間企業は全部自前で対応できないので税理士事務所とかコンサルに投げるしかありません。

一見するとお客さんの役に立っているように見えますが、納税者はできれば税理士にコンサル料なんて払いたくもないし、そもそも税金も払いたくありません。やりたくないけどやらないといけない、自分でしたいけど自分でできないのです。

そう考えると、今の仕事は政治家と官僚のタンスの肥やしのためにしかなっていなくて、マジでこの仕事って社会の役に立ってんのかと思わざるを得ません。

 

入院とか手術とかリハビリとかで医療の世界に触れると、僕の今の仕事よりもよっぽど社会の役に立っていると感じます。人の生命とか生活を救っているのですから、医師以外でも医療に携わるすべての人はリスペクトしています。

最近ラジエーションハウスという放射線技師の漫画を読んで、次は放射線技師を目指そうかなと妻に言ったところ、自分の血も見れないやつが無理に決まってるだろと一蹴されました。その通りだと思います。