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エントリーシートで定番の2つの質問に答える方法

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今回は就職活動最初の関門であるエントリーシートについて振り返ります。  

リクナビでプレエントリーをすると企業からマイページの案内が送られてきますよね。
そこで個人情報、大学、資格等の情報、そして企業ごとの設問に答えてはじめてエントリーとなります。これがいわゆるエントリーシートです。
ESで落ちたら面接には進めません。土俵に立つ前に負けが確定します。

僕の就職活動の経験から、土俵に立てるエントリーシートの書き方をお伝えしていこうと思います。

  

  

エントリーシートの前提 

 

企業の採用活動に詳しい人材系企業の方とESについてお話しする機会がありましたが、結局は"学歴"”体育会””難関資格”だそうです。
企業の立場に立ってみると当たり前ですし、実際そういう場面に何度も遭遇しました。
インターンで一緒だった京大生だけ先にフリーパス状態で内定が出て、阪大以下の学生は普通の選考ルート。
グループディスカッションや面接に来てみると京阪神と関関同立だけなんてこともありました。

関西圏だと京大、阪大はESで落ちることはほとんどないでしょう。
”アメフト部主将”これも落ちない。
”TOEIC990””公認会計士試験論述式合格”これもまず落ちないでしょう。

ESなんてそんなもんです。
何千と送られてくるエントリーシートを一つ一つ見ている企業がどれくらいあるのでしょうか?
だからESで一社二社落ちても気にしないでおきましょう。

光る学歴や経歴があるのにコンスタントにESで落ちるのはよっぽど文章がひどいと思われるので見直す必要ありです。
中身も大切ですが、論理的で筋が通っているかどうか、読みやすい文章かどうかはもっと大切。
一文一文がかなり長かったり、接続詞がやたら多かったりすると誰でも読む前に萎えてしまいますから。

 

エントリーシートで定番の2つの質問

 

事務系総合職のエントリーシートでほとんどの企業が出題する設問は、

・志望動機

・学生時代頑張ったこと

の2つです。

最低限この2つの設問に関しては、字数調整する前のベースとなる文章。先述した”話のネタ帳”を作っておいたほうがいいです。 
僕は学生時代頑張ったことを1000字程度で事細かに書いた”話のネタ”を3つ用意していました。
これさえあればインターンでも本選考でも指定された文字数に合わせて”話のネタ”を加工するだけで済みます。

ESの書き方は本やセミナーでいろんな方法が述べられていますが、僕は多くのインターンに応募する中で、「提出→落選→訂正→提出→落選→訂正→通過」という流れを何度も経験して、こうすれば通るという書き方を掴んでいきました。

今思い返すと非常に非効率なやり方でしたが、実際に人事の方が合否を判断するという点では一番信頼できました。 

 

志望動機の書き方

 

僕はこんな感じで志望動機を書いていました。

 

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僕には元々やりたいことがあったので、これを素直に伝えていました。
大人に見てもらうことはしましたが、本やらセミナーは全く参考にしていません。

何をしたいのか。なぜそれをしたいのか。それをするためになぜその会社なのかを川が流れるようになめらかに、鮮やかに書いていきました。

志望動機がないならネットで公開されているESを自分の経験に合わせて書き換えればいいと思います。
ESは通ったもん勝ちですし、筋が通っていれば問題ありません。面接でウソがバレたらその時。

  

学生時代頑張ったことの書き方

 

企業に合わせて複数のガクチカエピソードを用意していました。
複数のガクチカを書かせる企業もあるので、400字のものを3つほど用意しておけばどほとんどの企業に対応できると思います。

例えば、

チームプレーが好きそうな=チーム内で自分の役割を果たした経験
個人プレーが好きそうな=自分で目標設定をして達成した経験
面白い人が好きそう=モテるために努力したがダメだった経験

の3つを用意できればネタに困ることはないと思います。

志望動機とは違い、ガクチカでは書き方を統一していませんでした。
「こんな課題があったから、解決のためにこんな行動をしました」というストーリーと「こんな想いがあったので、こんな意思決定をして、こんな行動しました」というストーリーでは書き方が違うからです。
ただ、どんな場合でもシンプルな文章を書くように注意していました。

ガクチカの内容をモリモリ盛る人がいますが、嘘がバレない自信があるなら盛ったほうがいいです。
一流企業に行く人はそういった器用さと強かさを兼ね備えているし、嘘をつくことも営業能力の一つです。

 

困ったらぜひ大人を頼ってください。実際にESを見る人からのフィードバックが一番役に立ちます。