こんにちは、猫マグロです。
前回のその1の記事がIntake 2022のメンバーに好評だったので、その2を書くことにしました。
NTUに行く人以外には全く役に立たない記事ですが、興味があれば読んでください。
奨学金を受け取るための労働条件
NTUから奨学金を満額で受け取るには条件があります。僕の時はGPA3.8を切らないことと、一定時間大学のために働くことでした。
一定時間働くというのは、大学のMBAオフィスに行って事務作業をするとか、教室の掃除をするとかではありません。大学のためになるならなんでもOKです。
僕はNTUの日本人学生が少ないことを危惧して、広報活動みたいなことをしていました。
日本人向けWebサイトの更新や、イベントへの参加、アプリカントとの面談だけでなく、Brand Ambassador Clubに所属して、広報向けのビデオに出たり、ブログを書いたりしていました。
あとは、ケースコンペで入賞したり、MBAオリンピックで着ぐるみを着たり、校内の猫に餌やりをしていました。思い返せば、求められている以上に頑張ったとな思います。
他の学生は、生徒会の人員が足りていない時に、「奨学金の条件に承諾してサインしたんだから、あなたがやりなさい。やらないなら奨学金没収ね」と、半ば無理やり生徒会役員をやらされていました。本人はグチグチ言っていましたが、約束なんだから当然っちゃ当然です。
前置きが長くなりましたが、僕が言いたいことは、奨学金を口実に嫌な仕事をやらされる前に好きな仕事を見つけて、「自分はちゃんとやってます!」と言えるようにした方がいいですよ、ということです。
NTU校内の学食の美味い飯
ここからはNTU校内の食堂飯コーナーです。写真が無加工で美味しそうに見えないかもしれませんが、僕は(比較的)美味しいと思った学食飯たちです。
Saraca Hall
チキンライス:エスニック風のタレで、他のチキンライスと味が違います。おいしいけど飽きちゃうかも。
インドカレー:日本のネパール人がやってるインドカレー屋のなんちゃってインドカレーじゃなくて、インド人によるインド人のためのインドカレーです。うまい!
韓国料理:ここの韓国料理(屋台)はどれもハズレがないのですが、サムゲタンが一押しです。
マラポット:辛い中華炒めですが、妻が辛い物が苦手なので、毎回ノースパイシーと言っていました。野菜をたっぷりとれて美味。
クレイポット:いろいろぶち込んだシンガポールの鍋です。3日に1回くらい行ってたかもしれません。野菜もたっぷりとれます。
Hall 10
日本食:KISO(木曽?)。ラーメンとカレーと丼ものがメイン。焼き鳥丼とプレーンカレーを筆頭にしょぼいのもありますが、大体何食っても合格点です。
Graduate Hallから一番近い日本食。毎回丼ものに野菜を追加していました。メニュー表示のとんこつがTONKATSUになってますが、そこはご愛嬌。
Canteen 2
チキンライス:校内のチキンライスストールの中で一番ボリュームがあって、かつ美味しいと思います。Saracaのチキンライスとは違って王道の味。
小籠包:中華料理のストールがいくつかありますが、特に小籠包と焼売が最高です。行くたびに頼んでました。いつも出来たてなのでやけどに注意。
Hall 15
日本食:麺や高橋。ラーメンもありますが、僕は生姜焼き丼とか豚焼き肉丼ばっかり食べてました。日本の味が恋しくなったらぜひ。たこ焼きは銀だこ風の「揚げたこ焼き」です。
ウエスタン:店名を忘れましたが、ステーキとかハンバーガーとか食べたいならここが一押しです。ちょっと高いのがネック。
North Spine
フォー:美味しくない日本料理ストールの隣にあるベトナム料理ストールです。バーンミーとかベトナム風チキンステーキとかありますが、僕の一押しはチキンフォーです。
Pen & Ink:NTU唯一のちょっとハイソなレストランです。食堂内ではなく、ケンタッキーのさらに奥の、ちょっと分かりにくい場所にあります。
メキシコ料理とその他ウエスタン料理がメイン。何かいいことがあった時のご褒美に。
South Spine
サラダ:サラダバーです。ただのサラダなのでまずい訳が無いのですが、生野菜は貴重です。ノーススパインにも同じような店があります。
ラーメン:日本ではなく中国のラーメンです。麺はNTUでもトップクラスだと思う。
酿豆腐:日本ではあまり馴染みのない、野菜や練物中心の中国の麺料理です。僕は毎回、野菜と豆腐と春雨のノンスパイシースープを頼んでいました。ここもヘビーユーザーでした。
学食のまずい飯
せっかく作ってもらった食事をまずいと言うのは気が引けますが、残して食品廃棄を増やすくらいなら頼まない方がマシです。被害者を増やさないためにも正直に書きたいと思います。
まず、どこの日本食にも味噌汁がついてくる場合が多いですが、出汁をとっていない場合が多く、味噌汁じゃなくて味噌を溶かしたお湯になっているところが多いです。
そして、どの食堂にもある経済飯。日本人からすると見た目では味の想像ができない上に、店員が英語を話せない場合がほとんどなので、一か八かで選ぶしかありません。激辛と八角を筆頭にハズレも多いです。
次は個別におすすめしない食堂飯です。同期でじゃんけんして負けた人が食べてみてください。案外にいけるかも。
Saracaのウエスタンのパスタ:味がないです。
Canteen 2のカレーうどん:カレーもうどんもめちゃめちゃマズイです。カレーうどんがフルコンボ。カレーには男爵じゃなくてメークインだと教えてあげてください。
North Spineの鮭弁当:鮭弁当の鮭がめちゃめちゃマズイ。他のはまだ食べられます。
North Spineのチキンライス:味は普通ですが、とにかくケチくさい。肉も米も少ないし、肉は骨ばっかり。Canteen 2を見習ってほしいです。写真が縦ですいません。
Hall 10の経済飯:中国人的には超美味しいらしい有名店で、いつも並んでいますが、僕には八角がキツかったです。
Hall 10のおかゆ:麺類のスープは味がしません。おかゆは日本人が想像するような中華粥ではなく、文字通りご飯にお湯を入れて混ぜたものです。
South Spineの日本食:味噌汁に出汁が入っていません。全校生徒の舌を守り、正しい日本文化を伝えていくため、せめて出汁入り味噌に変えるようMBAオフィス経由で依頼してみてください。