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これからNTUのMBAに留学する人に向けた生活の豆知識 その1

 

こんにちは、猫マグロです。

常に半年ほど記事のストックがあり、普段は時系列も無視して記事を投稿していますが、今回はこれからNTUに留学する人に向けたタイムリーでニッチな情報をお届けします。

 

 

寮生活について

 

ここでは校内の寮、主にGraduate Hall 2に入居される場合の話になります。

寮と言いながらも、基本的には普通のワンルーム賃貸と変わりません。机と椅子とマットレスと棚くらいは付いてきますが、他のものは一切用意されていません。

 

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基本的な生活必需品は校内のスーパーや駅近くのジュロンポイントというショッピングモールで揃えることができます。

 

www.jurongpoint.com.sg

 

また、シンガポール2大ECのLazadaとShopeeの使い勝手もいいので、物の調達に困ることはないと思います。

 

冷蔵庫について

 

部屋には冷蔵庫がないので、現地で入手する必要があります。

先述の通り、ショッピングモールやネットショップで新品を購入することができますが、ホテルによくある小型のもので120〜250SGD程度かかります。
新品にこだわらないのであれば中古がおすすめで、100ドル以下で購入することができます

中古を手に入れる方法はいろいろありますが、下の3つが多いのではないでしょうか。

1.  知り合いの卒業生に連絡して売ってもらうか、タダで譲ってもらう。
2. 卒業・入学シーズンには寮のエレベーターホールに「〇〇売ります」という張り紙が出されるので、連絡して売ってもらう。
3. NTUのRedditで冷蔵庫の買い手を募集しているスレが立つので、連絡して売ってもらう。 

頑張って冷蔵庫なしで生活しようとするのはおすすめしません。
気温も湿度も高いので、常温で食べ物を保存しようという危険行為を冒す前に、そして中古品が市場からなくなる前にとっとと買った方がいいです。
卒業する時に同じような値段で次の新入生に売ればいいので、コストは気にしなくてもいいと思います。

また、冷蔵庫を使用する場合は家賃とは別に冷蔵庫の使用を申請して電気代を追加で支払う必要があります。NTUはケチだ。

 

シーツや枕などの寝具

 

シーツと枕は部屋に備え付けがありません。校内のスーパーやECで調達できますが、選択肢が非常に少ないため、お気に入りのものがあれば日本から持参することをおすすめします。

マットレスは寝心地が悪く、疲れも取れませんが、1年くらいなら耐えられるでしょう。

 

WiFiについて

 

校内の教室や食堂などの共用部、寮内の自習室やロビーでNTUのWiFiを使用することができます。
一方で、専有部、要するに自分の部屋にはWiFiがありません。机の上に有線LANのポートがあるので、通信時はこれを使用することになります。
WiFiを使用するには、PCをルーター化するか、ルーターを購入するか持ってくることになります。

 

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有線LANケーブルはスーパーで売っていますが、WiFiなしは非常に不便なので、諦めてWiFiを使う方法をとった方がいいでしょう。

 

シャワーとお風呂について

 

部屋にはシャワーしかありません。「BathとShowerどう違うんだ」なんて聞いてくる同級生もいますが、日本人なら風呂に入りたい!と思った僕は、Lazadaでビニール風呂を買いました。

私が知る限り数件温泉?銭湯?もありますが、個人的にはビニール風呂をおすすめしたいです。

 

yunomorisg.com

www.joyaonsencafe.com

 

消耗品や家電について

 

シャンプーやボディーソープは日本のものがあまりなく、売っていたとしても非常に高価です。
僕はシャンプーもコンディショナーもいち髪を使っていますが、シンガポールで購入した場合、値段が倍以上になりました。

女性は生理用品について懸念されるかもしれませんが、日本ブランドのものが校内のスーパーを含めてそこらじゅうに売っているので、特に心配される必要はないと思います。

ウェルシア薬局やガーディアンなど、薬局がジュロンポイントに複数店舗ありますが、日本の薬はあまり売っていません。1年分まるまるぐらいのつもりで日本から持ってきた方がいいと思います。

シンガポールは電圧が200Vになるので、日本で購入した倍電圧対応以外の家電は使用できません。
PCやスマートフォンは問題ないケースがほとんどですが、日本のドライヤーやアイロン調理器具は基本的には使用できません。

その他細かいものは、ジュロンイーストにドン・キホーテ(シンガポールではDon Don Donki)やダイソーがあり、日本のものがたくさん売ってあるので、値段を気にしなければ調達に困ることはないと思います。

 

食事について

 

寮に用意されているのはIHクッキングヒーター、給湯器、ウォーターサーバーのみです。
校内の食堂は中華風のものが多いため、ローテーションして約1年間生活しようとすると、すぐに飽きが来ます。
諦めて調理器具と冷蔵庫を最初に購入して、簡単な料理ができる状態にしておくことをおすすめします。

 

PCとタブレットについて

 

グループワークではZoomとWhatsAppとGoogle Documentを同時に開いて作業したりするので、使用するPCには非常に高い負荷がかかります。
MacユーザーはM1より低スペックのCPUだと、まともに動かないかもしれないので、学割を利用して買い替えした方がいいと思います。

授業で使用するケーススタディーやHarvard Business Reviewは全てPDFでダウンロードすることになります。
授業中や予習時にメモ書きができるように、安物でもいいのでタブレットを持ってくることをおすすめします。
僕のおすすめはiPad Airで、アプリのGoodNotesに全部の資料を入れています。

 

配偶者同伴で来星する場合

 

Graduate Hallのファミリールームを含めて、校内の寮に配偶者と生活をされる場合、申し込み時に結婚証明書が必要です。
この結婚証明書を発行するためには、シンガポールの日本大使館に発行から3ヶ月以内の戸籍謄本を持参し、翻訳を依頼する必要があります。
シンガポールから戸籍謄本を送ってもらうのは面倒かつ困難なので、シンガポールに来る前に日本の役所で発行されたものを持ってくる必要があります。

 

服装について

 

MBAオフィスから渡されるハンドブックにはMBAの学生らしい服装をしなさいと書いてありますが、まともに守っている学生はほとんどいません。
外部のゲストが来るプレゼン以外はTシャツ、短パン、サンダルのセットでも大丈夫です。

一方で、企業訪問や写真撮影、インターンは日本と同様フォーマルな服装が求められます。
男女共にスーツは夏用のものを1着、ビジネスカジュアル用のジャケパンが2着あれば大丈夫です。男性はネクタイも忘れずに持ってきてください。

シャツやブラウスはノンアイロンのものがおすすめです。ジュロンポイントにユニクロがあるのでそこでも買えますが、日本よりも高いので、日本で買ってくることをおすすめします。

 

お金

 

日本で発行されたクレジットカードは出国前にカード発行会社に連絡して、利用枠をあげてもらいましょう。お金持ちなら今更そんな必要はないかもしれません。

ただ、キャッシュレス社会のシンガポールでは日本のカードだけだと不便なことも多く、海外のクレジットカードを受け付けないというシーンも多いので、いずれにせよシンガポール国内で銀行口座を開設することになると思います。
校内にOCBCの支店がありますが、OCBCはフィッシング詐欺などで社会問題になっているため、今ならジュロンポイントまで行って、DBSで口座を開いた方がいいと思います。
僕もOCBCで口座を開きましたが、本物そっくりのショートメールや電話がバンバン来ます。

 

他に気になることがあればご連絡ください!