こんにちは、猫マグロです。
チャリダーには必須のヘルメットですが、ショップに行くといろいろな種類があって迷いますよね。今回は国内メーカーのOGK Kabutoで特に人気のある2つのモデルを比較していこうと思います。
※REZZAは2020年にREZZA2としてリニューアルされましたが、今回紹介するのは旧REZZAになります。
REZZAとFLAIRについて
REZZA購入時はREZZA2が出る直前で、在庫処分セールだったのかamazonで約6,000円で購入できました。REZZA2の定価は9,100円になっています。
見た目もカッコいい、値段も10,000円以内、調整もしやすい、重量もそれなりに軽い。と、価格や性能のバランスがよく、いわば"これで十分"なモデルだと思います。
Kabutoのヘルメットの中でも一番よく売れているのではないでしょうか。
FLAIRはKabutoのヘルメットの中で最軽量のモデルになります。定価21,500円で、僕は約17,000円で購入しました。部品の素材や構造にこだわり、他メーカーのヘルメットと比べても圧倒的な軽さを実現しています。
また、重量だけでなく、消臭素材MOFFやCOOLMAXといった機能材の使用で、より使用感を高めています。
見た目
最初はREZZAから紹介していきます。外側は全体が樹脂のフレームで覆われていて、緩衝材が目立たないようになっています。
流線型でコンパクトなシルエット。マットカラーもかっこいいです。
続いて最軽量モデルのFLAIR。軽量化と通気性アップのために肉抜きされており、フレームの面積も最小限。外側は緩衝材が剥き出しになっています。
シルエットは似たようなものですが、フレーム部の違いが大きく、見た目はREZZAの方がかっこいいと思います。
FLAIRに関しては、マットブラックはマシですが、赤や黄などのカラーは特に安っぽく見えてしまいます。
FLAIRと同価格でヘルメットを選ぶなら、KASKやLAZERの方が見た目はかっこいいです。
重量
次に重量を比較してみます。重量はヘルメットの性能の一つで、高価なヘルメットほど複雑に肉抜きが施され、軽量に仕上がっています。
まずはREZZAから。


221gという結果でした。最初にこのヘルメットを購入した時は軽さに驚きました。自転車用のヘルメットってこんなに軽いのかと。
が、FLAIRを手に持ってからは、なんて重いヘルメットなんだと思うように。
続いて最軽量モデルのFLAIR。


179gという結果になりました。REZZAよりも約40gも軽量という結果に。
さすが最軽量ヘルメット。この差は手で持ってみても、頭にかぶっても分かるくらい明らかで、ロングライドやヒルクライムでは疲れにくさに露骨な違いが出てきます。
また、肉抜きされている体積が多いということは、それだけ空気が入る部分の体積が多いということなので、重量は通気性にも関係してきます。
とはいっても、REZZAもヘルメットとしての軽さは十分です。
構造
アジャスター部。FLAIRの方が肉抜きがされていて軽そうですが、実用面での違いはありません。
FLAIRの方にはより軽量な決戦用アジャスターが付属していましたが、使用することはないでしょう。


REZZAは購入時から虫除けネットが取り付けられていました。
FLAIRは下の写真が購入時の状態で、虫除けネットは別についていました。
虫除けネットをつけるとその分重くなるので、必要なら自分で取り付けてねということだと思います。


首紐はFLAIRの方がシンプル、つまり軽量です。
一方で、耳を出す位置を変えられないので試着は必須です。数グラムの違いだと思いますが、色々な人に合うのは間違いなくREZZAです。


実際の着用感もかなり違います。FLAIRの方が浅く、逆にREZZAの方が深い被り心地になっています。
どちらも日本人向けに作られているヘルメットだと思いますが、違う頭の型を使って製作したのではないかと思うくらいです。
安全性はどちらのヘルメットも十分ですが、被った時のフィット感が良く、保護されている感じがあるのはREZZAです。
まとめ
こんな人にはREZZAがおすすめ
・自転車用ヘルメットを初めて購入する
・安くて軽いヘルメットが欲しい
・見た目も大事!
こんな人にはFLAIRがおすすめ
・とにかく軽いヘルメットが欲しい
・レースに出場する
・見た目より機能!
僕もヘルメットのおかげで文字通り命拾いしたことがあります。スピードを出さなくても、障害物が少ない道路でも、必ずヘルメットを着用するようにしましょう。