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【年越し北欧旅行#4】果たしてオーロラを見ることはできたのか

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年越し北欧旅行その4です。
ヘルシンキからおよそ14時間、北極圏近くの街ロヴァニエミにやってきました。
朝の10時くらいですが、ヘルシンキよりも緯度が高い分、空も暗いです。 
日中でもかなり暗いですし、気温も−15℃くらいが普通です。 

 

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ロヴァニエミのお宿はゲストハウスのArctic Heart。男女別のドミトリーですが、ホステルではなく、どちらかというと民泊です。
レセプションデスクも無ければ、チェックイン・チェックアウトの手続きもありません。スタッフがいたりいなかったりして困っている人もちらほらいました。
チェックインはどうするかというと、スタッフから部屋の番号を聞いて終わりです。

良くも悪くも適当な宿でしたが、宿泊費の相場がヘルシンキよりも高いので、他に選択肢がありませんでした。
ちなみに街の中心部からはそう遠くないのでアクセスはいいです。値段重視ならおすすめです。

 

www.booking.com

 

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街の中心部に行ってみました。真っ暗ですが、夜ではありませんよ。朝の10時過ぎくらいです。でっかいムーミンの氷の像がありました。

 

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とりあえず今晩はオーロラを見に行きたいということで、まずは観光案内所へ。
観光案内所には色々な会社のオーロラツアーのパンフレットがおいてあるので、ツアーの内容や値段を色々見比べて、これだと思ったものに申し込みます。
日本人向けに日本語係員が付くツアーもありますが、オーロラを見るのにガイドもクソもありませんので安いもので十分です。

今回利用したのはSafartica。観光案内所で見たパンフレットの中で一番安かったのと、Safarticaのデスクが観光案内所の近くにあり、そこで直接申し込んだほうが早いと思ったのでここを選びました。
ちなみにお値段69ユーロ。日本語ツアーのmoimoi号だと85ユーロもしますから、比較的リーズナブル。というか、観光案内所に置いてあるパンフレットの中では最安値でした。

18時半に再集合とのことで、街の散策に出かけました。

 

www.safartica.com

 

元・世界最北端のマクドナルドで昼食。今はロシアのムルマンスクにあるマクドナルドが世界最北端の現チャンピオンです。
オーロラのポストカードを貰いました。もちろんハンバーガーも北欧価格です。
ちなみにいつでも混んでいます。しかもほとんどアジア人。

 

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次に向かったのはアルクティクム博物館。北極圏の暮らしや歴史を知ることができます。第二次世界大戦時にはロヴァニエミも焼け野原になったようですね。オーロラの写真展なんかもやっていました。

 

www.arktikum.fi

 

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アルクティクム博物館の隣にあるSCIENCE CENTRE PILKEは森林に関する学習センター。森林や環境、そして紙についていろいろと知ることができます。
森林伐採のクレーンシミュレーターが人気だと地球の歩き方に書いてありましたが、中学生くらいの女の子が占領していてできませんでした。

 

www.tiedekeskus-pilke.fi

 

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さて、いろいろと見ているうちにオーロラのお時間がやってきました。
防寒具を着て、バスに乗り込みます。ロヴァニエミの中心部を離れ、ラップランドの森の中をどんどん進んでいきます。
約1時間で到着。辺りは光ひとつない暗闇です。

 

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とりあえず、火を起こします。後はひたすら空を眺めるのみ。

 

...

 

...

 

途中で暖かいベリージュース、ソーセージ、マシュマロが配られました。クソ寒い場所で飲むベリージュースは最高です。

 

...

 

再び待っていると...

 

!!

 

オーロラが見えました!!

 

雲が多く、はっきりとその形を見ることはできませんでしたが、緑の光がウネウネ動いています。それも一度ではありません。
観測時間は2時間程度でしたが、僕が見ただけでも3、4回はオーロラが出ていました。
写真に収められるようなものではありませんでしたが、はるばる大阪からロヴァニエミまで来てよかったと思いました。

日程に余裕があるなら、天気予報やオーロラ予報を見て、ここぞという日を狙ってツアーに申し込んだほうがいいように思います。
晴れていて、オーロラ予報が今日はActiveだと言っているならオーロラは高確率で見れるようです。
逆に曇っていてオーロラ予報も芳しくないのに高価なツアーに申し込んでももったいないだけです。

オーロラを写真に撮りたいなら、いいカメラと三脚は必須です。長時間露光できれいに撮れるカメラと、ブレを防ぐ三脚がないと話になりません。

オーロラ予報は下のサイトがおすすめです。僕が参加したツアーのガイドの人もこれを見ていました。ちなみにツアー当日はACTIVE ACTIVITYでした。

 

www.gi.alaska.edu

 

次回、サンタクロース村でサンタクロースに会う。最高の犬ぞり。さよならフィンランド。の3本立てでお送りします。