こんにちは、猫マグロです。
僕は今年度の宅建合格を目指し、資格予備校のTACで勉強しています。
学校を選ぶ時に大原とTACのどちらかにしようか迷ったのですが、合格実績を考慮してTACにしました。
今回は、大手資格予備校TACと大原の宅建講座を、複数の面から比較していきます。
※内容は2018年度のものです。年度によってカリキュラムやコース等が変更される可能性があるので、ご検討の際には必ず各社HPを御覧ください。
- 各予備校の宅建講座の受講料
- 各予備校のベーシックな宅建講座のカリキュラム
- 各予備校の宅建講座のオプション
- 各予備校の宅建士試験の合格実績
- 各予備校の宅建講座のコースの種類(通学のみ)
- 各予備校の学習環境
各予備校の宅建講座の受講料
はじめに各予備校の受講料を比較していきます。同じ内容の講義を受けるなら、安い方がいいですよね。
ここでは各予備校で最もスタンダードだと謳っている、週2回通学コースでの受講料をみていきます。
【TAC】総合本科生:141,000円(別途入学金10,000円が必要)
【大原】完全合格週2コース:147,000円(別途入学金6,000円が必要)
入学金を考慮すると、トータルコストはほとんど変わりません。
しかしこの金額は表向きのもので、TACでも大原でも多くの人が何らかの割引制度を利用していると思われます。
TACは受講料が10%オフになる株主優待券を発行していますので、これを金券ショップで購入すれば誰でも大幅な割引を受けられます。
大原も書店や大学生協で申し込むと5%引きになるので、活用しない手はないでしょう。
一方で、カリキュラムやオプションには差があるます。
コストに差がない分、カリキュラムやオプションが自分に合っているかどうかが決め手になりそうです。
各予備校のベーシックな宅建講座のカリキュラム
【TAC】総合本科生:基礎講義26回・答練等の対策講義19回
【大原】完全合格コース(週2):基礎講義32回・答練等の対策講義14回
上記のものはTAC、大原の一番ベーシックなコースのカリキュラムです。
基礎講義と対策講義の配分の差が明らかに違います。基礎講義はインプット、対策講義はアウトプットが中心になりますが、この配分の違いにTAC、大原それぞれの考え方の違いがあらわれているのではないでしょうか。
ちなみに授業時間はTACも大原も2時間半です。
各予備校の宅建講座のオプション
【TAC】Webフォローは別途19,000円。音声フォローは無料。DVDフォローは1講義500円です。
【大原】Webフォローが無料です。
大原のWebフォロー無料は忙しいサラリーマンには非常に魅力的です。
TACで約2万円もするオプションが無料というのは企業努力が伺えますね。(TACが東証一部上場企業なのに対し、大原は学校法人なので企業ではありませんが)
振り替え受講が可能な点はTACも大原も一緒なので、やはりフォローの面では大原に軍配が上がります。
一方、ペースメーカーとして予備校を利用する場合、わざわざ教室に行かなくてもWebで講義が受けられるというのは学習の強制力を失ってしまうため、モチベーションを保つ妨げになるかもしれません。
「Webで受ければええか」なんて思いだしたらどんどんモチベーションが下がっていって終わりですから、この意味ではWebフォローがかえって学習の妨げになってしまうかもしれません。
各予備校の宅建士試験の合格実績
【TAC】1,216人
【大原】531人
TAC、大原共に模擬試験のみの受講生は含んでいない数字ですが、合格実績はTACが圧倒的です。
宅建講座に関しては、そもそもTACの方が受講者の母数が多いのかもしれませんが、それでも大原の倍以上の合格者を出しています。
各予備校の宅建講座のコースの種類(通学のみ)
【TAC】
総合本科生SPlus
総合本科生S
総合本科生
週1マスター本科生
速修本科生
チャレンジ本科生
まるかじり本科生
【大原】
完全合格コース・入門パック(週2・週1)
完全合格コース(週2・週1)
速修合格コース
コースはTACの方が豊富です。
コースが豊富ということは、自分の学習環境や現在地に合ったコースを選べるということですから、TACのラインナップの豊富さは魅力の一つです。
各予備校の学習環境
この点は校舎によって異なると思われますが、僕が実際に通学した経験があるTAC梅田校と大原梅田校を比較します。
立地はどちらも駅チカで通学時間はそれほどかかりません。自習室や休憩室等は両社充実しています。電卓使用可、電卓使用不可、PC使用可など、自習室の種類があるのも同じ。
気になったのは机と椅子。TACは長机にパイプ椅子で、三人掛けの机に二人座ります。一方、大原は机と椅子が独立していて快適です。
パイプ椅子だから試験に落ちるなんてことはありませんが、気にする方もいらっしゃるかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。
どんな予備校でも結局は自分の努力次第だと思いますが、とはいえ予備校を最大限活用して合格を確実にモノにしたいところ。
迷われている方は体験講義に参加し、校舎や講義の様子を体感することをおすすめします。