こんにちは、猫マグロです。
冬休みを利用して小旅行に出かけています。
去年の夏に青春18きっぷで中国地方旅行をしました。海外ばかり行っていましたが、この時に日本もいいなと思いました。日本人なのに日本について知らないことばかりだったんですね。
ということで、今回は北に行ってみることにしました。休みの関係で4日半しかのんびりできませんが、鈍行列車の旅を楽しみたいと思います。
目的地は金沢・21世紀美術館、岩手・中尊寺金色堂、栃木・日光東照宮の3ヶ所です!
冬の青春18きっぷ旅行〜1日目〜
1日目。朝5時に起床し、最寄りの駅まで歩きます。自転車を撤去されたので、歩くしかありません。まずは金沢を目指します。京都線から湖西線経由で北陸本線に入るルートです。
サンダーバードを使えば北陸なんてすぐに着きますが、みなさんご存知の通り青春18きっぷでは特急に乗れません。特急券だけ追加することも不可。つまり、特急に乗るには乗車券と特急券が必要です。
高槻で米原行きの快速に乗り換え、京都駅で普通・近江今津行きに乗り換えます。
神戸方面から新快速・敦賀行きというものすごい列車も走っているのですが、朝が早いのでありません。
湖西にはびわ湖バレイ、箱館山、国境と、関西のスキーヤー、スノーボーダーにとってありがたいスキー場があります。
この日も近江今津行きの列車の車内で、長い板を持ったおっさんや女子大生をぽつぽつ見かけました。
途中でものすごい雪が降りましたが、問題なく近江今津に到着です。
風が吹くと運休になると言われる不名誉な称号でおなじみの湖西線ですが、今回は大丈夫でした。
ここで普通・福井行きに乗り換えるのですが、近江今津行きの電車の中に本を忘れてしまい、気付いた時にはすでに出発していました。旅の出だしから最悪です。"みんなの意見は案外正しい"という本です。ひろったらご連絡いただけるととても嬉しいです。
福井駅で金沢行きに乗り換え、これまたあっという間に金沢駅に到着。
すごいですね金沢!めっちゃ都会!
こんなに栄えてるとは知りませんでした。新幹線パワーかもしれませんが、人もビルもお店もいっぱいです。
荷物を駅のコインロッカーに預け、兼六園・21世紀美術館行きのバスを探します。が、21世紀美術館に行くバスがたくさんあり、どれに乗ればいいのか分かりません。
ウロウロしていると、一際長い列を発見。気になって見てみると"まちバス"というショッピングバスでした。
21世紀美術館まで運賃100円。他のバスが200円ですから安い!半額やないかい!ということで迷わず列に並び、平日朝の御堂筋線みたくぎゅうぎゅうに詰め込まれて発車。
15分くらいで到着しました。バス停の目の前がもう21世紀美術館です。
チケットを買うのにものすごい渋滞が発生しています。チケットは大人1000円、直島に比べるとかなり安いです。
展示物の多くは撮影できないのですが、有名なスポットは撮影OK。そうです、これですよ!
僕は自撮りの趣味がないので、他の人が梯子につかまっているのを撮影。これぞ非リアの極み。1時間待ちと言われた展示物を除き、全ての展示物を見ることができました。
本当に面白かったです。美術館ですが絵はありませんでした。全部が立体構造物で、中には来館者がボタンを押して、展示物を作動させるという仕掛けもありました。"展示物が作動する"って面白いですよ。
金沢旅行の際には、21世紀美術館は必須。普段美術館に行かない人での十分楽しめると思います。学生カップルのデートにもおすすめです。暗闇でイチャイチャしたらだめですよ。
これで金沢での目的を果たしました。時間がないので、とっとと金沢を後にします。金沢駅の8番ラーメンで野菜ラーメンを食べ、お土産にきんつばを買いました。
ここから北上する際に、18きっぱーにとっての諸悪の根源、北陸新幹線の存在を忘れてはいけません。新幹線の開業により北陸は第三セクターだらけになってしまいました。
金沢から直江津までは第三セクター、つまりJRではないので18きっぷは使用できません。
例外的に七尾線に乗り継ぐ場合のみ津幡駅の通過が認められていますが、富山方面を目指す人には関係ありません。
一気に新潟まで行くつもりだったのですが、金沢から直江津まで約3000円。痛い出費ですが、高山本線経由で行くと時間的に厳しいので仕方ありません。
金沢から新潟までは約6時間です。
ただ寝るだけの場所に3000円以上は使わないことにしているのですが、今回は素泊まり2500円のビジネスホテルを見つけることができました。
明日に備えてすぐに就寝です!