プラハからクラクフまでLEOexpressで移動してきました。
旅の序盤で長距離バスに乗りまくったために体力を消耗し、やる気も消耗し、出来る限りバスは使わないようにとガッチガチの財布のヒモをほんのちょっぴり緩めて電車に乗りました。
クラクフからからブダペストまでは夜行列車があると聞いていたので、インド以来の夜行列車にワクワクしながら駅で切符を買おうとしたのが昨日の夜。
「ブダペストまで夜行のクシェットを一人」
「え〜と、417zt」
13000円くらいか...
13000円!高すぎ!
「もっと安いチケットないの?」
「ハハハ...(何言ってんだこいつ)」
という感じで、この旅行で最後の移動もバス。それも、これまでで一番長時間の夜行バスに乗ることになってしまいました。
次にFLIXBUSの値段を見てみると、
45€!高すぎ!
よく見ると直通ではなく、プラハ経由のバス。高くなるのも当然です。
直通で安いバスがないか、goeuroで検索してみると、
「クラクフからブダペストまで3.3€」
安い。安すぎる。
ということで、謎の激安バス「polskibus」に乗りました。ちなみに3€は昼間のバスで、夜行だと7€でした。それでも激安です。
クラクフ中央駅のバスターミナルで待っていると、ダブルデッカーの真っ赤なバスがやってきました。
中はフリックスバスやユーロラインズと同じで、座席もきれいです。もちろんトイレとwifi付き。
ヨーロッパのバスに乗る時は早く乗ったもん勝ち。列もクソもありません。素早くバスに乗り込み座席争奪戦を乗り越える必要があります。
2階は酔いやすくなるので、1階のトイレ横の座席をゲットできました。
この日はよく歩き回ったので、疲れていたのかすぐに眠りにつくことができ、朝の5時半にブダペストに着いた時には運転手に起こされて目が覚めました。
今回の旅行で複数のバス会社を利用してきましたが、ある程度自分が利用するバス会社を決めておいたほうがいいと思います。
"goeuro"というウェブサイトを使えば各区間で一番安い鉄道やバスの路線を検索できます。
スカイスキャナーのヨーロッパ交通版という感じ。
どこに行くにしても毎回goeuroを使って最安の方法で移動し続ければ、かなりの旅費を節約できると思います。
一方で、ユーロラインズのように予約表をプリントアウトしないと乗れなかったり、表示価格は安いけど予約手数料を取られたりと、規約の違いでトラブルに巻き込まれるリスクも増えます。
当日バス停に行ってみて乗れませんでした、なんてことになったら最悪。
「僕はFLIXBUSとEUROLINESしか乗らない」と、利用するバス会社を絞っておけば、決済の不安やチケットの関係で乗れませんなんてことにはならないでしょう。
長距離バスをうまく利用して、ヨーロッパ旅行を楽しんで下さいね!