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骨巨細胞腫(中間悪性骨腫瘍)闘病記〜その6〜

 

手術から1ヶ月が経ちました。

相変わらず右足にかけられる荷重の制限は5kgで、松葉杖片足立ちの状態で生活しています。

松葉杖の使い方にも慣れてきましたし、日々のウォーキングで体力も戻ってきたのか、数十メートル歩いたくらいでは息が上がらなくなりました。

ただ、ものの持ち運びはできないですし、階段なんかはかなり危険なので、やっぱり不便です。電車やバスでは「松葉杖クソ野郎が来たぞ」みたいな邪魔そうな顔をされますし、実際邪魔なので申し訳ないと思っています。

特に電車はそうですが、東京の人って自分から席譲らないですよね。チラ見するのに、自分からアクションを起こすことはない。歌舞伎町のホスト刺傷事件の時に、野次馬が動画撮ってばっかりで誰もAEDを持ってこなかったなんてこともありました。東京人のスルースキルすごいです。皮肉です。関西人を見習ってほしいです。

困っていそうな人を素直に助けられる社会になればいいなと願うものの、これだけ人がいると善意を悪意で返すゴミカスや自称活動家みたいな面倒な人種が少なからずいるのも事実なので、触らぬ神に祟りなしと考えるのも理解できます。赤の他人の面倒を見る義務はないですからね。

席を譲るべきかと数駅分葛藤した様子を見せてから、満を持してみたいな感じで席を譲っていただいたこともあります。そんな時は、スルーせずに勇気を出して声をかけていただいて、自分も座りたいはずなのに譲って頂いてありがとうと思っています。

 

通院でのリハビリも続けています。リハビリのおかげで可動域はかなり広がりました。リハビリ前は30度くらいしか関節が曲がらなかったのが、通院の度にちょっとずつ改善されていき、今では140度近くまで曲がるようになりました。

体重をかけられない以上、正座のような曲げ方はできませんが、見た目ではわからないくらい曲がるようになりました。今ではお風呂も普通に入れるし、椅子にも普通に座れます。

リハビリはかなり辛いです。まだ歩行練習ができないので、ベッド上で固まってしまった皮膚や筋肉をグイグイほぐしてもらっているのですが、これが痛いかくすぐったいかその両方かで、毎回汗でTシャツがビチョビチョになります。ただ、これまでの経験上、リハビリは頑張れば頑張るほど効果はあると思っているので、毎週憂鬱半分、期待半分で通院しています。

傷口もかなりきれいになりました。若いって素敵です。

まだまだ頑張ります!