手術から3ヶ月が経ちました。
多少良くなったのではと思いきや前回の記事の2文目から変わらず、右足にかけられる荷重の制限は5kgのままで、松葉杖なしでは歩けません。
腫瘍ができた部分の骨の一部を小窓を開けるようにして削り、その小窓から腫瘍を取って人工骨を埋めてから、削った骨を戻すという手術をしたのですが、その戻した小窓の骨がくっついていないようで、まだ歩行訓練のリハビリもお預け状態です。
辛いリハビリのおかげで可動域はほとんど元通りになり、あとは荷重の問題だけということで、リハビリは週一回から二週間に一回になりました。
無理をして骨折しては本末転倒なので、ここは我慢、我慢アンド我慢です。
運悪く骨巨細胞腫ができてしまった人のブログを見ると憂鬱になります。
骨巨細胞腫の再発率は30%~50%と言われており、実際に再発を繰り返して、何度も手術をして、最終的に人工関節になった人のブログも一つではありませんでした。
がんもそうですが、たとえ僕の右足が元通りになったとしても、ずっと再発の恐怖に怯えて生活しないといけません
また、いきなり人工関節にしてしまった人のブログもありました。人工関節だとできる運動が一気に少なくなります。ロードバイクとか絶対無理でしょうね。しかも、人工関節は一生ものではないため、定期的に手術で交換する必要があります。
ブログとか論文を読んだところでなるようにしかならないし、悪い方向の未来しか想像できないのですが、なんかつい見ちゃうんですよね。
人生思いどおりにいかないからこそ、やりたいことがやれる環境にいるならすぐにやったほうがいいというのを身にしみて感じました。この足の状態でMBAなんか絶対に無理でした。
人生が思いどおりにいかない想定で、環境の変化に柔軟に合わせていくのも大事ですね。結局は前を向いて進んでいくしかないのですが、逆境であればあるほど、修羅場であればあるほど自分の気持ちに折り合いをつけるのが難しくなります。
また、先日父親が亡くなりました。本当に急なことで、まだ受け入れられていません。生きてるだけで丸儲けだと言われても、この有り様でそうですねとは言えないのが正直なところ。
本当に今年はろくなことがありません。しばらくは大人しくしておこうと思います。