こんにちは、猫マグロです。
寒くなったと思ったら今週はずいぶん暖かかったですね。
先月、2014年に受けて以来、一度も受けていなかったIELTSを受けてきました。今回はIELTSの話です。
3年ぶりのIELTSの結果は?
結果は、
listening:7.0、reading:6.5、writing:5.5、speaking:7.0、overall:6.5でした。
試験の感想と反省
IELTSを受けたのはかなり前の話なので、実際ははじめて受けるような感じでかなり緊張しました。特にスピーキングはかなり噛み噛みで、7.0をとれたのは驚きです。時間いっぱいしっかり話すという先生のアドバイスが効いたのかもしれません。リスニングは英語4技能の中で一番苦手意識があった分勉強に力をいれたので、結果が出たのだと思います。逆にリーディングで6.5しかとれなかったことと、ライティングに関しては前に受けた時のスコアよりも下がってしまいました。これはなんとかする必要がありそうです。
使用した参考書と勉強法
IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集
IELTSブリティッシュ・カウンシル公認本番形式問題3回分
いわゆるケンブリッジ本ではなく、こちらの日本語で書かれたものを主に使用しました。本当はケンブリッジ本の方が傾向や形式的にはいいのだとは思いますが、1冊5000円もするので、今回は比較的安価なこちらを選択しました。
公認問題集の方はIELTSの問題形式に慣れることを目的に構成されていて、IELTSをはじめて受ける人には必須と言ってもいいと思います。リスニングの問題の種類やライティングの書き方を丁寧に解説してくれています。裏技のようなものは一切ない正攻法ですので、パート別のテクニックは参考書やネットの記事などで別に身につける必要があるでしょう。また、この本だけでは問題演習が圧倒的に足りません。本番形式問題集やケンブリッジ本で問題を解きまくりましょう。
本番形式問題の方は模試ですので、本番さながらに時間を測って問題を解きました。リスニングは答えを覚えるくらいまで繰り返し聞き、リーディングは問題を解いた後に精読を行い、じっくりと文法や単語のチェックを行いました。
実践IELTS英単語3500
単語はこちらで勉強しました。知らない単語に付箋を貼り、覚えたらその付箋を外していくという、いつもの猫マグロ流暗記法です。使用しておいて批判するのもおかしな話ですが、こういった覚えるための工夫がされてないリスト形式の単語帳だけでは定着率が悪いです。他で読んだ文章の中に単語が出てきてはじめて定着するので、リーディングの問題を毎日解くなり、後述の速読速聴シリーズや洋書などで文に触れるようにしたほうがいいと思います。
Listening for Ielts
リスニングにフォーカスを当てた問題集です。リスニングへの苦手意識を無くすために4周ほどしました。トピック毎に関連する単語を学習し、リスニングの問題を解いていくという構成になっていて、リスニングのスコアアップに大きく貢献した本だと思います。リスニングの勉強法として、シャドーイングやディクテーションがよく挙げられますが、僕にはどうも合っていないようなので、こういった問題集を繰り返し解くという方法をとっています。モチベーションが続く人にはシャドーイングやディクテーションの方が勉強の効率がいいと思われます。
速読速聴シリーズ
リーディングの練習とライティングの背景知識を身につけるために、速読速聴シリーズを通勤電車の中で毎日読んでいました。IELTSの文章のレベルだとopinionやadvancedがおすすめです。coreの文章が難しいと感じるのならIELTSを受検するのはまだはやいかも...
対策学校
実はIELTS対策の学校に通っていました。毎週1回3時間を3ヶ月。独学では対策しにくいライティングとスピーキングの為でもありますし、なにより勉強のペースメーカーになりました。僕もそうですが、勉強するという行為そのものが苦手な人はお金を払ってでも学校に通う方がいいと思います。自分を勉強しないといけない環境に身を置くことが大切です。
ライティングはあまり結果が出ませんでしたが、スピーキングはいい結果が出ました。問題集には載っていないテクニックを教えてくれるのも良かったですし、勉強する仲間ができたのも良かったです。
偉そうに勉強法なんて書きましたが、猫マグロの目標はあくまでoverall7.0です。リーディングとライティングを重点的に勉強し、来月に受ける3度目のIELTSに備えます!