FP2級に合格したので、僕の勉強法をご紹介します。
今後AFPやCFPをとらない限り、今回でFP試験ネタは終了です。
猫マグロのFP勉強法
問題重視。大学受験でもTOEICでも資格の勉強でも問題をゴリゴリ解いていくスタイルは変わりません。
「問題を解いて間違える」ことは思っているよりもインパクトがあるので、記憶に残りやすいです。勉強法に悩んでいる方は試してみて下さい。
ちなみに今回は3級、2級とも教科書シリーズをつかいました。
Ⅰ...参考書を軽く2周通読。細かい内容は無視してFP試験の全体像をつかむ。
Ⅱ...チャプター毎に精読して、各チャプターの終わりにある確認問題と、問題集の対応する部分を解く。間違った問題にはチェックマークを入れ、解説を読んでしっかり理解。これを2周します。1単元終われば実技試験の問題も解きましょう。
Ⅲ...Ⅱでチェックマークを付けた問題だけを解きます。この時に間違った問題にはまたチェックを入れ、解説を熟読。
Ⅳ...Ⅲでチェックマークを付けた問題だけを解きます。この時に間違った問題にはまたチェックを入れ、解説を熟読。
Ⅴ...Ⅲ、Ⅳを繰り返すと、最終的に解く問題がなくなります。時間があればここでⅡに戻ります。気分転換に一度過去問を解いてもいいでしょう。いいところまでいくんじゃないでしょうか。
Ⅵ...ダメ押しに予想問題集を解きます。これも問題集と同様に間違える問題が無くなるまで繰り返しときましょう。
FP2級の学科を勉強をする時の注意点
FP2級の学科は問題の全てが4択で、選択肢も非常にまぎらわしいです。
勉強をはじめてすぐだと、全部間違っているように見えたり、全部あっているように見えます。
間違いと正解を見分けられるように、問題を解く時に選択肢の間違いを全部訂正していく作業をしましょう。
実際にやってみるとかなり面倒ですが、確実に力がつきます。
2017年1月の試験問題で試しにやってみます。
問題18 第三分野の保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.所得補償保険は、ケガにより就業不能になった場合に被保険者が喪失する収入を補償する保険であり、病気により就業不能になった場合には保険金は支払われない。
→所得補償保険は病気でも支払われるので☓
2.特定(三大)疾病保障保険では、ガン、急性心筋梗塞、脳卒中により所定の状態となり、特定疾病保険金を受け取った場合、当該保険契約は消滅する。
→◯
3.ガン保険の入院給付金には、1回の入院での支払限度日数や保険期間を通じて累計した支払限度日数が定められており、支払限度日数を超えた入院に対しては入院給付金は支払われない。
→医療保険では支払限度日数が定められているが、ガン保険では支払日数が無制限なので☓
4.医療保険では、退院後に入院給付金を受け取り、その退院日の翌日から180日を超えた後に前回と同一の疾病により再入院した場合、入院給付金支払日数は前回の入院日数と合算され、1入院当たりの給付日数制限の適用を受ける。
→180日を超えると別入院扱いなので☓
どれかひとつでも正解できなかったらその問題は間違えたとみなし、チェックマークをいれます。
資格の勉強で無駄だと思うこと
・参考書を何十回も読む
→参考書をいくら読んでも知識は定着しないし、分かった気になるだけ。
・参考書にマーカーで線を引く
→マーカーをいくらひいても得点は伸びない。むしろ、見返した時に本当に大事なところがわからなくなる。
・何冊も問題集を買う
→中途半端に問題集をほったらかして、間違えた問題を間違えたままにすれば本番も間違える。
答えを覚えるレベルまで問題集をやりこんでから、新しい問題集を買ったほうがいい。
問題を解きっぱなしで解説をみない。
→参考書を読み、問題を解いて、間違えて、解説をみて理解して、解き直して正解するまでが知識定着の流れです。解説をみなければ、本試験で同じような内容の問題が出ても、ちょっと文言を変えられただけで間違える。
ぜひ、参考にしてみてください!