MBAの授業が落ち着いた三学期から、シンガポールのITスタートアップでインターンを始めました。
インターンの見つけ方
先日公開した記事の通り、MBA生がインターンを見つける方法はいくつかありますが、今回僕はLinkedIn経由で見つけました。
シンガポールのローカル企業を含めた外資系企業にとって、日本語を話せる人材は希少で、"Japanese Intern"のようなワードで検索すると求人がたくさん出てきます。
僕は日本進出を狙っているローカルのITスタートアップの求人を運良く見つけて、面白そうだったので応募しました。
英文レジュメはMBAのキャリアセンターの担当者と一緒に作りました。
応募から数日で面接の案内が来て、採用担当との一次面接、現場のマネージャーとの二次面接、担当役員との最終面接へと進みました。
質問はこれまでの職歴に関することが多かったです。
インターンの採用で3回も面接するのは珍しく、大体は1回、多くても2回だと思います。
余談ですが、僕が入社した時に、二次面接をしてくれたマネージャーは退職していました。
仕事の話
応募から2週間後くらいに勤務初日を迎えました。元々働いていたJTCと比べると、外資ベンチャーらしくテンポが早くていいですね。
入社後にフルタイムの打診もありましたが、MBA卒業のタイミングで行きたい業界を決めていたので、在学中だけのコントラクトで契約しました。
月給は800SGDドルと、他のMBAインターンに比べるとかなり少なめでしたが、経験と割り切っていたので気にしませんでした。当時のレートで7万円弱くらいです。
当時は日本法人を作ったばかりのタイミングで、月の売り上げが3万円くらい。この時はもちろんペーパーカンパニーです。
入社時点で日本事業の担当者が2人いましたが、2人とも営業経験ゼロ。うち一人はNUSの新卒でした。
こんな規模感で、売り上げを伸ばしていくのが僕の役割でした。
具体的に何をやっていたかというと、マーケティングリサーチと営業環境の整備と営業です。
市場規模を調べたり、業務手順書を書いたり、日本のお客さんからかかってくる電話に出たり。
細かいことを言うと身バレ会社バレしそうなので言いませんが、要するに営業です。
シンガポール本社のリソースはあれど、事業としてはほぼゼロイチだったので面白かったですね。
やればやるだけ売り上げがどんどん伸びていって、人もどんどん採用していきました。
半年だけのコントラクトでしたが、売り上げ1000万円目指すぞ〜なんて言っていると衝撃の結末を迎えました。次に続く...