猫とマグロのその日ぐらし

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腕の抜釘手術を受けました

 

こんにちは、猫マグロです。

2020年に書いた骨折の話の続きで、やっと腕の中に入れていたボルトとプレートを抜くことができました。

 

www.nekomaguro.com

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もう一生元の可動域まで回復することはないと思いますが、肉体的にも精神的にもスッキリしたような気がします。

ボルトを入れた時は全身麻酔でしたが、今回は局所麻酔の手術でした。
鎖骨の近くから麻酔を入れると、左の指先から肩までの感覚が無くなります。正確に言うなら、いろいろある感覚の中で痛みだけが取り除かれているような変な感覚でした。
何をされようが痛くはないし、自分の腕がどうなっているのかもわからないのですが、ボルトを抜く時の衝撃が鈍く骨に伝わってなんとも不快でした。

手術中はカーテンをかけられるので僕が自分の腕を切られているところは見えないのですが、まぁ見たいとも思わないですよね。

「手術中に音楽をかけられるので、希望があればCDを持ってきてください」と言われましたが、そもそもCDなんかないので何も持っていきませんでした。
その結果、手術中の1時間くらいずっとBUMP OF CHICKENの天体観測がループ再生されてましたね。20代ならBUMPとか決まってるんでしょうか。

麻酔を入れて、切開して、切ったところを縫合して、最後にレントゲンと撮るまで約1時間半。
腕の感覚が全くなく、自分の意志で一切動かせないので、手術室から出る時は自分の右手で左腕を支えます。
まるで他人の手のようで、自分の手に握られる時ってこんな感じなんだと思いました。何言ってるかわからないと思いますが、経験すればわかります。おすすめはしませんが。

 

 

この経験を通じていろいろ学んだことがあります。

まず、健康と安全が何よりも大切だということ。当たり前のことかもしれませんが、歩く時も自転車に乗る時も、以前よりずっと気を付けるようになりました。もう二度とこんな経験はごめんです。
怪我だけじゃありません、毎日よく食べて、よく動いて、よく寝る。健康第一です。

そして、怪我や病気は痛いだけじゃなくて、本当に金と時間がかかる。
加入していた自転車保険のおかげで入院費用やボルトを入れる手術代はかなりカバーされましたが、それでもリハビリや今回の抜釘手術でものすごい時間とお金が消えていきました。
親や会社、その他いろいろな人に迷惑をかけました。

それでも自分が生きていること、そして怪我をさせた相手が他人でなくて自分だったことはラッキーでした。

スピードが出るクロスバイクやロードバイクに乗る時は必ずヘルメットをしましょう。ヘルメットがなかったら僕は死んでたかもしれません。