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MBA本プログラム前に英語準備コースを受けました

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こんにちは、猫マグロです。
今回はMBA本プログラム前の英語準備コースについてお話ししていこうと思います。

 

 

英語準備コースの対象者

 

NTUのMBAでは本プログラムが始まる前にBusiness Communication Courseという名の英語のコースが無料で提供されます。

MBAの学生だけでなく、Fellow MBAやExecutive MBA、Master of Accoutingなど他のGraduate Programの人も一緒で、今年は合計20名程度が参加しました。

参加条件は学校から指名されることで、大学側が必要だと判断した人にのみ案内が行きます。推測ですが、IELTSのスコアに関係なく、面接で英語力がイマイチだと判断された人でしょう。
ノンネイティブであっても英語が堪能な人や、英語圏の大学を卒業した人は呼ばれることはありません。

純ジャパ日本人は大体呼ばれるみたいです。もちろん僕も呼ばれました。

授業を受けて思うのは、ノンネイティブで英語準備クラスに呼ばれたような人でもみんなペラペラだということです。
クラス最下位レベルの英語力の僕からすれば、なんで英語準備コースに呼ばれたのかわからないような人ばかりでした。

 

Business Communicationクラスの概要


このコースは6月末から始まり、毎日3時間、3週間に及ぶコースです。
授業時間だけで言うと50時間程度ですが、かなりの量の宿題が課されるため、授業外でも50時間くらいは費やしたかもしれません。

別に費用が発生する訳ではないので、ポジティブに考えると、他の人よりも学習機会が増えてラッキーというわけです。例年は対面クラスですが、新型コロナの影響で今年はオンラインでのクラスに変わってしまいました。

で、何をするかと言うと、全部グループワークです。
チームでのプレゼンテーション、ディスカッション、ディベートで90%を占め、個人ワークはほとんどありません。
トピックは基本的にはビジネスに関係するものなので、MBAの前哨戦という感じでしょうか。

あと先生が非常にいいです。ずっとこの英語準備コースを担当されている先生で、もともとNTUのMBAを卒業して、そのままNTUに就職したという面白い経歴の持ち主です。

 

注意しないといけないこと

 

本プログラムが始まる前にクラスメイトの顔を知っているというのは非常にやりやすいです。純粋に仲良くなれますし、クラスメイトから学べることがたくさんあります。

メガベンチャーや戦略コンサルで毎日遅くまで働いて、土曜日も会社に行って。そんな生活が嫌になって自分の時間が取れる仕事に就きたい人。
コロナでクビになってしまった旅行業界の人。
シンガポールで働きたい人や移住したい人。

色々なバックグラウンドの人から話を聞いて思うのは、いつだって人は「隣の芝は青い」「無い物ねだり」なんだと感じます。

 

それと、この時点でクラスメイトは他のクラスメイトを露骨に評価しています。
僕はこのコース中にクラスメイトを評価しようなんて微塵も思いませんでしたが、他のクラスメイトはそうではないようでした。

コース終了後にケースコンペティションのチームを作ろうという話になって、他のメンバーを決める時に

「猫マグロは誰をスカウトしたいんだ」
「あいつは微妙だ」「あいつかあいつにしよう」
「あいつの経歴は〜仕事ぶりは〜」

みたいな会話があり、このことを強く感じました。

 

 

最後に

 

このコースに呼ばれた=「英語があんまり上手くない奴」と認定されたことになりますが、僕はこのコースに参加できること自体ラッキーなことだと思っています。

他の学校でも同じように英語の準備コースが提供されますが、たとえコースに呼ばれても、落ち込まずにコミュニケーションを楽しむことが一番大切なことだと思います。