こんにちは、猫マグロです。
シンガポールMBA受験のまとめも終盤になってきました。
MBA対策のために予備校の試験対策講座やコンサルのエッセー添削サービス等を利用する人は非常に多く、僕も対策のために複数のサービスを利用しました。
今回は予備校やコンサルティングサービスについてお話ししていきます。
僕が利用したサービス
僕がMBA受験のために利用した4つのサービスをご紹介します。
これらだけでもかなりのコストがかかっていますが、どれか一つでも欠けていれば僕の合格は無かったと思います。
UK PLUS OSAKA
大阪・梅田にある英語教室で、僕はIELTSの講座を3ヶ月*2回受講しました。
テクニックに終始した予備校ではなく、あくまで英語教室で開講しているIELTSの講座になりますので、IELTSの試験勉強を通して本質的な英語力アップを狙う、という内容です。
先生は元ブリティッシュカウンシルかつ現役のIELTSの試験官です。
マスアカデミー
MBA受験生の定番、通称マスアカはGMATのMathの対策に特化した通信講座になります。
通信といってもテキストを最初に送ってくるだけで、これがなかなかいいお値段の教材ですが、数学が苦手な文系アプリカントは必須だと思います。
問題レベルは中学高校の基礎くらいです
それならそこらの計算ドリルでもいいのではと思われるかもしれませんが、GMATのMathは問題文に特有の言い回しがあり、これに対応する必要があります。
この点、問題演習を通じてこの「クセ」になれることができるマスアカは貴重な存在です。
濱口塾
GMAT対策の予備校で有名な濱口塾ですが、授業料が高額で僕には払えなかったので比較的安価なオンライン講座を利用しました。
Verbal対策がメインで、つかみどころのない試験を攻略するためのテクニックを問題のテーマ別に日本語で学べることが最大のメリットです。
問題量が非常に多いため、演習量はこれだけで確保できます。
MBA LOUNGE
アジアのMBA対策に定評のあるカウンセリングサービスです。CV作成、エッセー作成、インタビュー対策に利用しました。
アジア圏のMBAに強く、実際、今年のNUSやNTUのほとんどの進学者がこちらのカウンセリングサービスを利用しています。
他のカウンセラーに比べると良心的な価格設定で、レスポンスも非常にいいのでおすすめです。
予備校・カウンセラーの必要性
「予備校やカウンセラーは必要か」と聞かれますと、「人によります」としか言えないのですが、多くの人は利用した方がメリットがあります。
こういったサービスの一番のメリットは効率よく学習を進められることです。
GMATに関して言えば、市中に日本語の教材が少なく、現時点ではOGが一番の対策書になっていますが、本試験で効率よく不正解の選択肢を切り捨てて正答を導き出すためのテクニックはOGには載っていません。
また、高校受験の白チャートのように、問題がパターン毎に配列されて体系的に勉強できるようにもなっていません。
予備校は時間がシビアでつかみどころがないGMATにおいて、最短で最大の結果を出るための一番の手段です。
カウンセリングサービスは作成したCVやエッセーを専門家の目線で評価し、アドバイスをもらえる点にメリットがあります。
逆に言えば、英語で文章を書くことに慣れていてかつ、第三者からチェックを受けられる環境にある人は必要ないと思います。
デメリットと言えばお金がかかる点です。
受験に失敗して時間と他の費用を無駄にすることを考えると無駄な出費ではない!と言いたいところですが、予備校代だけでも数十万円になるのでどうしても躊躇ってしまうと思います。ケチな僕は当然ためらいました。
目指すMBAプログラムの難易度によって必要なIELTSやGMATのスコアは変わってきますので、必要なスコアを取るためにそのサービスが必要なのかどうかを熟慮する必要があります。