猫とマグロのその日ぐらし

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【その①】自転車から落ちて救急搬送されて、全身麻酔で手術した話

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こんにちは、猫マグロです。
サイクリング中に落車し、左腕を骨折。しばらく生活もままならない日々が続いていましたが、徐々に元どおりの生活に、社会に戻ろうと頑張っています。
ブログも書き溜めた記事を全て放出してしまいましたが、引き続きこの世の誰かのためになる記事を書いていこうと思います。
 
骨折した時のこと、入院した時のこと、手術した時のことを、入院中にnoteに記事を書いていたので、ブログに移します。
よかったら読んでください。

 

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その2はこちら

 

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何が起きたかわからなかった。
気がついたら僕の体は空を舞っていた。
いつも上にあるはずの空が、この瞬間だけ下にあった。
 
いつものように淀川サイクリングロードから桂川サイクリングロードを経由して嵐山に向かっていた。昔から夢みていた自転車での琵琶湖一周を達成するために、毎週のようにこのサイクリングロードで練習をしていた。自宅から往復約100キロのコースで、僕は折り返し地点の嵐山まであと5分というところまで来ていた。
通ったことがある人ならわかる話だが、大阪側から焼肉屋のチファジャを超えて、農道に入って以北は道幅が狭く、公園近くになると人も自転車も多いので、速度を落として走る必要がある。速くても時速20キロくらいの速度だろうか。

「あと少しで嵐山だ。到着したらトイレに行って、補給食を食べて、少し休憩したら大阪に帰ろう。」
 
曲がり角を曲がる。下り坂を下る。突然のことだった。段差や砂地があったのかもしれないが、タイヤがスリップし、とっさにブレーキをかけるとタイヤがロック。コントロールが全く効かなくなった自転車はそのまま川沿いの柵に激突し、ビンディングが外れ、僕は宙に投げ出された。
空中で2回転したか、そのまま僕は川に落ちた。最初は何が起きたか分からなかった。
顔を上げる。公園で遊んでいた人が寄ってきた。立ち上がろうとするが全身が痛む。足が痛むが何とか歩ける。利き腕の右腕も大丈夫。ただ左腕が上がらない。これはまずいかもしれない。

公園のベンチに腰掛けるが、どうしていいか分からず混乱していた。僕は全身びしょ濡れで、サングラスのつるが吹っ飛び、サイクルジャージは破れ、ヘルメットは凹んでいた。自転車は無傷だった。たまたまこの光景を見ていた地元のファミリーが声をかけてくれた。
 
「救急車を呼びましょうか。」
判断できず、「うーん」と曖昧に答える。

すると、父親と思われる方がピクリともしない僕の左腕に気づき、まずいと思ったのか、片っ端から近くの救急病院に電話をかけてくれた。ただ、どの病院も形成外科の医者がおらず、ある病院の担当者から119を勧められ、僕はそのまま119をお願いした。家族団欒のひとときを邪魔してしまったが、本当にこのご家族には感謝している。
10分ほど待つと救急車が到着した。自転車を乗せていいかと聞くと、当然不可の回答。盗まれるとかいたずらされるとか、もうそんな問題ではないので、公園のポールに自転車を地球ロックして救急車に乗り込む。このときにガーミンとカード類だけ持っていった。
救急車で状況を聞かれたのはもちろんだが、警察官もきていろいろ聞かれた。事件性がないか確認する必要があるとのことだが、僕が勝手にひっくり返っただけなので、事件性なんてあるはずもない。
病院には10分ほどで到着した。この病院でもやはり外科の先生しかおらず、応急処置しかできないとのことだが、僕に選択肢はない。左腕の激痛に耐えながら、様々な角度でレントゲンを撮った。その後、診察室でレントゲンを見せてくれたが、僕は目が非常に悪く、いつも使っている度付きサングラスも吹っ飛んだため、全く見えない。
 
ただ一言、
 
「結論から言うと折れてますね。おそらく手術が必要です。」
 
簡潔ながら無慈悲なその答えは混乱状態の僕を現実に引き戻すのに十分だった。地元の病院で手術を受けることを告げ、シーネをして診察室を出た。すぐに親と彼女と加入していた自転車保険の会社に連絡した。保険会社も休みだったが、クレジットカードと保険証をいつも持ち歩いているので12,000円の代金をひとまず支払う。
駅の目の前の病院だったが、びしょ濡れどろどろで電車に乗る訳にいかず、タクシーもいくらかかかるか分からない上にそもそもこの有様で乗せてくれるか分からなかったので、親に迎えにきてもらうことにした。本当にありがたい。
2時間くらい病院の受付で待って、父親が運転する車に乗り込み、事故現場に向かう。自転車が盗られていることも覚悟していたが、無傷できれいなままそこにあった。自転車を回収し、自宅に帰る。病院で痛み止めをもらったが全く効かず、高速道路の継ぎ目を通る時の衝撃で腕がひどく痛んだ。帰宅後、シャワーを浴びようと思ったが、包帯を外すのが億劫だったから、泥まみれのビブショーツとボロボロのジャージだけ着替えて布団に入る。ジャージは穴があいたのでゴミ箱行きだ。
 
頑張って寝ようとしたが、病院でもらった痛み止めは全く効かないし、横になると特に痛む。座るのが一番楽な体勢だったが、僕には折れた腕を三角巾で吊りながら座って眠るスキルがない。ロキソニンを飲んだものの、結局一睡もできなかった。
 
 
長くなったので、続きは来週に...