こんにちは、猫マグロです。
今回は大阪一のお買い物スポット”梅田”のポイントカード事情に迫ります。
突然ですが、梅田にはいくつのショッピングセンター、ショッピングモールがあるかご存知ですか?
大阪駅周辺にはグランフロント、ルクア、ハービス、ディアモール、ヘップファイブ...数えられないほど多くのショッピングセンター(以下SC)が存在します。
そしてSCの数に比例して、これまた数え切れないほど多くのポイントカードがあります。
梅田のポイントカード事情
梅田のSCは本当に数え切れないほど多いのですが、ポイントカードのシステムは実はさっぱりしたものだったりします。
代表的なSCのポイントカードを大きく分けるとこんな感じではないでしょうか。
・阪急阪神Sポイントカード連合【阪急うめだ本店、阪神うめだ本店、阪急メンズ大阪、阪急三番街、HEP FIVE、NU chayamachi、NU chayamachi+、ハービス PLAZA、ハービス PLAZA ENT、ディアモール大阪、グランフロント大阪、E-MA】
・ルクア
・エスト
・アルビ(2021年閉店)
・大丸梅田店
・ヨドバシカメラ
Sマーク連合と勝手に命名しましたが、阪急阪神系が圧倒的ですね。
E-MAとグランフロント大阪がSマーク連合に加入したこともあり、連合がさらに勢力を拡大(ユーザーにとっては利便性向上)しています。
ルクアに目玉テナントの多くを引き抜かれ、売上が落ちまくったE-MAはともかく、グランフロント大阪を連合に加えたのは強いのではないでしょうか。
対抗するJR勢も個別のSCのインパクトはあります。特にルクアを持っているのはかなり強い。それでもSカード連合の巨額の売上を考えるとあまりにも弱いのです。
阪急うめだ本店(メンズ館含む)2200億円
ヨドバシ梅田 1200億
阪神梅田600億
大丸梅田650億
阪急三番街300億
ルクア800億
グランフロント大阪450億
(金額はおおよその売上金額で、非公式のものも含みます)
Sマークカードのように、異なるSCでポイントカードが統合されているのには、ショッピングセンターを統括している親元に関係があります。
Sマークは阪急・阪神系列。ルクア、エスト、アルビはJR西日本系列です。
また、ホワイティ梅田は大阪地下街という会社が運営しており、OSAKA METROが主要株主となっていますが、阪急阪神も大口の株主となっているので、今後Sマークカードの採用の可能性があります。
ポイントシステムを統合すると、ユーザはSマークを利用できるSCを以前にも増して利用、回遊するようになります。要するにインセンティブが高くなります。
これに対し、JR西日本が今後どのように動くの注目すべき点です。
統合が進むSカードに対抗して、エスト、ルクア、アルビのポイントカードのシステムを統合するのか。
それとも現状のまま、カードは各SCでという方針を変えないのか。
消費者の利便性を考えると、Pitapaのポストペイ方式でJR西に乗車できるようになるように、SCのポイントシステムも阪急阪神とJR西で仲良くしていただいて、「梅田のショッピングセンターは全部Sマークカード統一!」とやっていただけると助かりますが、ポイントカードを保有させるSC側のメリットが少なくなるので現実には起こり得ないでしょう。
ということで、財布の中身をポイントカードだらけにしたくないという貴方!
”梅田で買い物をするならSマーク付きのカードでOK”ですよ!
Sマークのカードはどうやって手に入る?
Sマーク付きのカードはクレジットカード付帯のものを除き、年会費無料で即日発行。
ポイントの利用にはweb上での登録が必要です。
Sマークポイントを利用できる店舗では新規のカードがストックされていますので、店舗で"Sマークのポイントカードを下さい"と言えばすぐに貰えます。
対象施設等の詳細はSマークカードのHPをご覧下さい。
それでは皆さん、梅田でのショッピングを楽しんでくださいね!