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【関西の文系学生向け】17卒の猫マグロが就活を控える学生におすすめのインターンを紹介します!

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こんにちは、猫マグロです。

この記事は公開していいものかどうかずっと迷っていました。
採用の裏側ですし、 企業としては公開してほしくない部分だと思います。

しかし僕が就職活動をしてからもう2年。
それにみん就をみれば裏話なんていくらでも書いてあります。(ウソも多いですが)

何よりも学生の皆さんのお役に立ちたい!
僕が実際に17卒としてインターンシップに参加した企業の中から、おすすめのインターンシップをご紹介します。

※インターンシップの内容は変更される可能性があります。ご紹介する内容はあくまでも17卒向けインターンシップのものなので、あくまでも参考程度にご活用下さい。

 

  

猫マグロが定義した"いいインターン”とは

 

本来インターンは就業体験を指しますが、実際に就業体験の機会を学生に提供している日本企業は少ないと思います。

インターンシップとは、特定の職の経験を積むために、企業や組織において労働に従事している期間のこと。 商人・職人のための徒弟制度と似ているが、標準化や監査などはされていないため、指すところの内容は様々である。

引用:wikipedia

企業側としては学生を受け入れるのにコストもかかりますし、受け入れた学生が入社してくれるとも限りません。

 

では、皆さんは何を期待してインターンに参加されるのでしょうか。
皆さんにとって「いいインターン」とは何でしょうか?
もちろんこの問いに対する回答は人によって様々だと思います。 

僕が今回ご紹介するのは、インターンと銘打ったただの会社説明会を行っている企業が数多く存在する中で、実際に参加することで自分が成長できたなと少しでも思えた企業のインターンシップです。

「人前で上手く話せるようになった」
「自分のキャリアについてちゃんと考えるようになった」
「相手の意見を尊重できるようになった」 

背伸びした言葉ではなく、こんな些細なことでも"できない"が"できる"に変わっただけで、それは大きな成長です。
そんな機会を僕に与えてくれたインターンシップが僕が今回ご紹介する、皆さんに参加して欲しいと思うインターンシップです。
業界を問わず、色々な企業をご紹介しますので、ぜひ応募してみて下さい!

  

おすすめのインターンシップ 

NTT西日本

 

4日間の事業立案型インターンシップ。
ビジネスを立案するに当たり、テーマとフレームワークを与えられます。
あまり覚えていませんが、地方活性化や固定通信、ITなんかがテーマのキーワードだったような気がします。
フレームワークとは「◯◯が今こうなっていて、◯◯を△△すると××になる」のような新規事業を立案する時の”型”のことで、非常に勉強になりました。
出身大学が偏らないようにしているのか、様々な大学の学生と出会うことができました。あーでもないこーでもないと、夜遅くまで京橋のサイゼリアで議論をして、考えて考えて考え抜いたインターンでした。
そして何より参加者が優秀!僕は一発芸をしてインターンの選考に通過したようなものですが、他の学生は王道というか、頭がよくて話も上手です。
そんな学生たちに囲まれて、自分の未熟さを知ることができたインターンシップでした。

裏話ですが、内定者の半数、もしくはそれ以上がインターンの参加者です。まさに採用に直結するインターンシップ。
インターン参加者はおそらく全員がリク面に参加できますが、インターンシップの中で各学生のパフォーマンスはみられているので、リク面の呼び出しがかかる時点で各学生の評価はほぼ終わっていると思われます。リク面は合計3回。
京大生優遇のようで、同じグループの京大生はすぐに内定が出ていました。が、関西電力ほどではなく、関関同立や地方国公立の学生なら学歴フィルターはクリアしていると思います。

 

www.ntt-west.co.jp

 

関西電力

 

関西電力のインターンは、一言で言えば、現場をみせてくれるインターンでした。
文系向けにも様々なコースが用意されていますが、僕が参加したのは国際コース。定員約10人の狭き門です。
関西電力が行っている海外ビジネスを、実際にお仕事をされている方が体験談を交えながら説明してくれます。また実際に燃料を積んだ船が着岸する船着き場をみせていただいたり、海外の駐在員の方とスカイプでお話しをしたりしました。
関西電力も京大閥です。インターンへ参加すると京大生は内定一直線。同じコースの京大生は真っ先に内定を獲得していました。他の大学の人(阪大生や神大生も含めて)はインターンへの参加は選考には影響しません。リクルーターも僕がインターンに参加していたことは知りませんでした。

 

www.kepco.co.jp

 

JFEエンジニアリング

 

一番おもしろかったのがJFEエンジニアリングのインターン。
グループワーク中心のインターンですが、よくある新規事業立案型ではなく、協力してパズルを組み立てていくというもの。
パズルと言えばしょーもなそうに聞こえますが、個人の能力とチームの能力が問われるとてもいいグループワークだったと思います。
数時間前に「こんにちは、はじめまして」をした仲間と戦略を考え、個々の能力を発揮できるところに人を置く。仲間と連携していきながら、プロジェクトを前にすすめていく。実際にやってみると簡単ではありません。
他のチームと競争をさせ、順位を付けていくので、ものすごく盛り上がります。採用担当の人が元リクのとても優秀そうな人だったのが印象的です。
インターン参加者はある日突然リクルーターから電話がかかってきます...

 

www.jfe-eng.co.jp

  

アストラゼネカ

 

MR体感インターンシップ。ここも非常におもしろかったです。
社員が実際のお客さん、つまり医者役になり、学生たちが営業をかけていきます。商材の理解と、どこからどうやって攻めていくのかという戦略策定能力が問われます。チームとして、また個人として売上を上げていき、最終的には順位が発表されます。
外資系製薬企業らしく、ここのインターンの参加者は優秀なやつか変なやつしかいません。もちろん僕は変なやつとして選考を通過しました。周りの学生からは非常にいい刺激を貰えました。
インターン参加者は、インターン参加者だけの選抜インターンの選考会に呼ばれます。あとは合宿やら食事会みたいなもので目ぼしい人間を絞り込んでいくというものです。

 

www.astrazeneca.co.jp

 

東洋紡

 

5日間、ビジネスの現場に入り込むインターン。
東洋紡はインターンシップという単語の本来の意味、つまり就業体験をさせてくれたただ一つの企業でした。 
インターンの面接に合格すると配属を言い渡されます。営業に配属になった学生は実際に営業マンについていったり、広報部門に配属になった学生は社員さんと同じ仕事をしていました。
取引先の人と名刺交換をしたり、打ち合わせをおこなったり。客先では僕が居る分深い話はしていなかったと思いますが、営業の大変さをほんの少し感じることができました。

インターン参加者は最終面接まで進むことができますが、最終面接は貴方次第です。

 

www.toyobo.co.jp

  

日東電工

 

日東電工のインターンシップもビジネスプラン立案でしたが、ユニークだったのは、理系と文系がごちゃ混ぜになって行われる点です。
大手メーカーのインターンらしく、参加している学生は高学歴なかつ理系の人ばかりで、国立理系の院生もいました。僕はコテコテの文系脳で、周りは理詰めで物事を考える人ばかりだったので、そのような環境でどうやってチームとして同じ方向を向いていけるかというのが難しくも、僕にとって一番実りある部分でした。
インターンシップの内容は「新しいものを!」と言いつつも、実際はあくまでも日東電工のリソース(特に技術)を使ってできる内容に制限されていたのが残念でした。また、リクルートがインターンシップの運営を代行しているような形だったのも、日東電工とはどのような会社かというものをあまり感じることができなかったという意味で残念なポイントでした。
インターン後に簡単な面談がありましたが、インターンと採用が直結しているかは不明です。

 

www.nitto.com

 

損保ジャパン日本興亜

 

損保ジャパン日本興亜のインターンはビジネスプラン立案型ではあるものの、損害保険ビジネスを包括的に理解できるいいインターンシップでした。
選考はあるものの、参加している学生の出身大学は色々で、高学歴の人ばかりというわけではありません。
ものすごく頭のキレる優秀な学生がいれば、消極的な学生もいます。この学生の多様さという点では一番良かったです。
いろんなタイプの学生が居る中で、どうやって自分の役割を演じていくのかが重要になってきます。そして実際に就職してみると、会社には同じように色々なタイプの人がいます。どんな人とも適度に上手くやれるというのが仕事をする上では非常に重要なので、これを学べる、体感できる、就職後に実になるインターンだったと思います。

内定者や若手社員の研修を兼ねているのか、運営を任されている写真が初々しかったのも印象的です。
説明する方は内容をしっかり理解していないと説明できませんし、質問にこたえることもできませんから、若手社員にインターンの運営をさせるのはいいなと思いました。
座談会に出てきた社員のシャツとネクタイがヨレヨレで、いかにも疲れてますといった感じでした。保険会社は大変です。

こちらのインターンは実際の選考には関係しないようですが、現場に入って実際に仕事をする別のインターンシッププログラムでは関係ありだと思われます。(あくまで予想ですが...)

 

www.sjnk.co.jp

 

三井住友カード

 

参加している学生がいいなと思ったのが三井住友カードのインターンでした。
カードビジネスとは聞こえがよく、実際は金貸しのドメスティックなビジネスですが、参加している学生はみんな優秀かつユニーク、明朗で上昇志向の強い学生が多かったような印象です。
インターンの内容はビジネスプラン立案型で、カードビジネス、決済インフラという枠組みの中でどのようにビジネスを発展拡大させていくかという、まさにカード会社の営業企画系の社員が悩んでそうなテーマでした。
最終日のプレゼンは人事部長もみていますし、どこまで個人としてのパフォーマンスを発揮できるかが大切になってきます。こちらのインターンは内定への近道です。

 

www.smbc-card.com

 

いかがでしたでしょうか。
皆さんお忙しいと思いますが、自分を成長させてくれる貴重な機会に、ぜひチャレンジしてみて下さいね!