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大学生に読んで欲しい社会人一年目が就活生に伝えたいこと

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こんにちは、猫マグロです。 
2017年もあっという間に過ぎ、入社して10ヶ月になります。未だに社内ニートで電話番くらいしてしてませんが、社会人一年目として思ったこと、感じたこと、考えたことがたくさんありました。
今回は反面教師として、これから就職活動をする学生の皆さんに就職活動をする時の注意点をお伝えできればと思います。

 

 

健康が一番大切

 

「圧倒的成長!」「高年収ランキング1位!」 「世界トップシェア!」

会社説明会に行くと、就活生を集めるために人事は嘘を平気で吐き、そこに自信満々の就活生がワラワラと群がっていきます。
が、こんなものは入社後にどうでもよくなります。本当にどうでもよくなります。超大手企業に内定を貰い、嫉妬すらしていた友人のことを何とも思わなくなります。

 

一番大切なものは健康です。

 

地位もお金を無駄な自尊心も、健康でなくなれば全部パーです。
自分は大丈夫だと思っていても、毎日せっせと通勤して、プレッシャーを感じながら仕事をして、どんどん消耗していきます。知らない間にライフポイントが減っていきます。1年目でも病んでしまう人がたくさんいます。
突然会社に行けなくなったり、女性の方は生理が止まってしまったり。そうなる前に休むなり辞めるなりできればいいのですが、特にまじめな人はそれができない。
目標だとかノルマを100%受け止めてしまうので、ライフポイントが削られやすい。
一度病んでしまったら社会に復帰するのは大変です。キャリアを積むこともできないし、会社もそんな人を上にあげることはありません。 
どんなに成長できても、給料がよくても、健康でなくなれば無意味。だから会社を選ぶ時は働きやすさが何よりも大切です。
僕が就活をしていた時に、成長したいからベンチャーに行くなんて人がいましたが、果たしてベンチャーに行けば成長できるのか、大手だったら成長できないのか、そもそも成長とは何なのか、成長して結局自分はどうなりたい、どうしたいのか、健康と成長どっちが大切なのか
いろいろなことを考えて考えて考えまくってもらいたいです。

 

大手思考でOK

 

働きやすさという点に関しては、大手の方がマシという傾向があります。
あくまでも確率の話なので傾向です。大手でもサービス残業なんて当たり前のようにあります。◯◯電力や◯◯ガスのようなインフラは良さげだと思っていると痛い目にあいます。大手企業の総合職はどこもそれなりに激務でしょう。
それでも訳の分からない中小企業よりは、大手企業は労働環境がいい確率が高いです。より自分が心身共に健康でいられる会社を探して下さい。
四季報は離職率を必ず確認しましょう。数字は裏切りません。そもそも離職率を掲載していないところは論外です。
ベンチャーなら成長できるとか、初任給が高いとか、甘い罠に引っかからず、大手思考で頑張りましょう。やりたいことがあるならそこで頑張ればいいと思いますが、特にないという人ならでかいところを片っ端から受ければいいのです。
周りからミーハーだとか、無理とか言われても気にする必要ありません。あなたの人生です。心身ともに健やかに大手思考であれ。

 

会社なんて入ってみないと分からない

 

会社なんて入ってみないと分かりません。同じ会社の中でも、全てはその事業部、部署、そして上司で決まります。 
ブラックな部署もあれば、ホワイトな部署もあります。成長できる環境もあれば、たまり場みたいな環境もあります。ものすごく尊敬できる上司もいれば、人間のクズみたいな上司もいます。
それは会社の知名度とか規模とは全く関係ありません。東証一部上場企業だとか、日経平均構成銘柄だとか、くるみんマークを貰っているとかも関係ありません。
成長できそうな環境があるとか、会社説明会で出てきた人がとてもスマートだったとかも全く関係ないのです。

 

会社なんて入ってみないと分かりません。

 

ちなみに外資の離職率が高いのはステップアップのためではありません。入社してはじめてわかる壮絶な労働環境のためです。

 

とにかくはじめが肝心

 

スタートダッシュの時点で使えない奴だとみなされると、この印象を覆すのは簡単ではありません。最初はみんな使えません。新人ですから。
使えないというのはもっと根本的な部分。例えばまともにコミュニケーションできない。常識がない。教養がない。あまりにも自己中心的すぎる。
他人や会社からの評価のために生きる人生自体ナンセンスだと思いますが、それがお給料に反映されることがあるので、なんだかんだでみんな必死です。とにかく最初が肝心です。

 

残業代は出ない

 

思っているよりも残業代は出ません。どこの会社もそうです。公務員は知りませんが、インフラでも金融でもメーカーでも全額残業代が出るなんてのは少ないというのが現状ではないでしょうか。大手だろうが財閥系だろうが関係ありません。インフラだから安定とか、成長企業だから安定とか関係ないのです。 
タイムカードなんてありません。パソコンで勤務時間を打つだけです。でも仕事は残っています。仕事を早く終わらせて、早く帰ることを評価する文化もありません。
先輩がサビ残しているから、自分もそうする。そして次に入ってきた後輩が自分のマネをして、サービス残業をする。ものすごい悪循環です。
工場が一番ホワイトかもしれません。

 

見た目は大事

 

人との付き合い方が大学生とかなり変わってきます。
ビジネスですからより人間関係がお互いの利害で形成されるようになり、一見親密なようで実際は薄っぺらい人間関係になります。
だからこそ、第一印象が大事です。特に営業。
導入がよければ後はかなりスムーズです。ダサいスーツにボサボサヘアーにヨレヨレの靴で通勤しているサラリーマンがたくさんいますが、非常にみっともない。
お金をかけても無駄ではないところなので、清潔感が大切です。

 

まとめ

 

繰り返しになりますが、健康が一番大切です。OBやリクルーターの方には聞きにくいかもしれませんが、労働条件、残業代、福利厚生など、ガンガン聞きましょう。
入社してから気がついたのでは遅いのです。
皆様がより人間らしい社会人生活を送られることをお祈り申し上げます。