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大学受験におすすめの英語の参考書を紹介します

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こんにちは、猫マグロです。

高校時代から英語だけは得意で、この歳になっても英語の勉強を続けてきました。大学受験でも英語は大きな得点源で、センター試験でもずっこけてもなんとか国公立大学に僕を入れてくれたのは他でもなく英語でした。

 

今回はそんな猫マグロおすすめの、大学受験用の英語の参考書を紹介していきます。

MARCH、早慶、関関同立、難関国公立二次あたりに対応していますので、東大や京大志望の方は戻るボタンを押して下さい...

 

本番のセンターで190点、河合の全統記述で偏差値70over、早慶A判定、唯一受験した併願の関学では百発百中の猫マグロが自信を持っておすすめしていきます。ご紹介するのはすべて実際に使用した参考書です!

 

 

 

 

単語・熟語

 

単語帳は浮気せずに、一冊を極めることが重要です。単語力は英語力の基礎!毎日コツコツやりましょう。

定番のターゲットは買ってはいけません。ターゲットに限らず、覚える為の工夫がされていない参考書はただの単語リストです。学習効率が下がってしまうので、やめておきましょう。

 

システム英単語

 

 

定番ですが愛される理由があります。ほとんどの大学はこれ一冊でカバーできるというレベルで、ここに書いていない単語は長文演習の中で補っていけばいいと思います。ミニマルフレーズだけ覚えれば十分。ミニマルフレーズから日本語訳がパッと出てくるまでやりこみましょう。 

 

 

速読英単語

 

 

 

 

 

 

 

こちらも定番です。単語帳というよりは、多読のための長文集としての使い方が適切です。速読と書いてありますが、一度は精読をしましょう。音読も必須です。システム英単語に出てきた単語の復習、定着に役立てるため、システム英単語との併用がおすすめ。単語帳単体としてはおすすめしません。

入門編は1年生のうちに習得しておきたいレベルで、必修編が関関同立やmarch、中堅国公立大の中心的なレベルになります。上級編は早慶上智等向けと言われていますが、関関同立レベルでも余裕があれば手を付けたい一冊。

 

 

リンガメタリカ

 

 

 

こちらも速読英単語と同様に、長文の中で単語を覚えていくスタイルの参考帳ですが、実際の入試で出題されそうな社会問題にフォーカスを当て、背景知識を日本語と英語の双方から解説しています。背景知識があるのとないのでは英文の理解のしやすさが全然違うので、教養をつけるための読み物として非常におすすめです。単語のレベルは入試では比較的難しい部類なので、速読英単語シリーズを終えた後、システム英単語と併用しながら余裕があれば手を付けたい一冊。

 

 

長文読解

 

速読英単語シリーズをコンプリートするだけで読解力はついてきますが、英文を読む能力と問題を解く能力は別です。良質の問題をたくさん解くことで、英語力を得点力に変えていきましょう。問題を解いた後は、 もう一度精読をして、音読を繰り返しましょう。

 

やっておきたい英語長文300・500・700・1000

 

 

 

 

 

やっておきたいシリーズは問題を解く能力を養うのに最適なチョイス。問題のチョイスが良く、限られた量ながら自然に力が付くように考えられています。難関大なら700までとは言われますが、どうせなら1000までやっておきましょう。

 

大学入試英語長文ハイパートレーニング

 

 

 

 

やっておきたいシリーズよりも解説が丁寧です。英語が苦手な人にはこちらがおすすめ。英語が得意な方にはくどいかもしれません。

 

 

文法・語法

 

フォレスト

 

 

英文法書の定番の。高校指定になっているところもあると思います。いろいろな英文法書が販売されていますが、かなり詳しく、わかりやすい解説をしている部類に入ると思います。辞書代わりに使用します。これを一から読んだり、解いたりなんて非効率なことはしてはいけません。

 

 

ネクステージ

 

 

文法、語法、熟語、発音まで網羅。これ一冊を隅から隅まで完璧にすれば、センター試験や関関同立、国公立なら十分対応できます。早慶受験者や英文法マニアは下の全解説頻出英文法・語法問題1000もおすすめ。

 

 

 

全解説頻出英文法・語法問題1000

 

 

ネクステージをやりすぎて答えを覚えてしまい、勉強にならなくなったためにやりました。ネクステージよりも難易度はあがりますが、文法力の”穴”を見つけるのには最適でした。特に私立大学の受験生にはおすすめです。国公立大の受験生はネクステージで十分なので、他の苦手な分野や科目に注力しましょう。

 

 

英文解釈

 

英文解釈の能力は長文の精読によって十分に養われる能力ではありますが、英語解釈の問題がそのまま出る大学(特に国公立二次)を受験される人には英文解釈の勉強をしても損にはなりません。

  

英文読解入門基本はここだ

 

 

 

英文和訳が出ないセンター試験や私立大の受験者にもおすすめしたい本です。本当に基礎中の基礎。長文読解に入る前に3周ほどやっておきましょう。

 

 

英文解釈の技術シリーズ

 

 

 

化石のような英文解釈の本は必要ありません。このシリーズを堅実にやっていきましょう。まずは基礎編から初め、余裕があれば無印に手を付けましょう。入門編も販売されていますが、難易度が低いです。英文解釈の勉強を始める人は単語や文法がそれなりに理解できていると思うので、入門編は必要ありません。

 

 

ポレポレ英文読解プロセス50

 

 

 

難関大の英文解釈も問題ないというレベルで、トップレベルの大学では得点しておきたいというレベルです。ここまでやる必要がある大学は片手が数えられるほどしかないので、余裕があればおすすめです。それほど厚い本ではないので、集中して取り組みたい一冊。難易度は高いですが、掲載されている問題の質がよく、基礎がしっかりできていれば立ち向えます。

 

 

英作文

 

英作文は一人では対策しにくい分野です。100人いれば100通りの答えがあるのが英作文。

入試で出題される英作文といえば和文英訳が一番初めに思い浮かびますね。和文英訳は理屈っぽい日本語をどれだけ簡単な日本語に直し、簡単な英語で書けるかが求められています。例文をたくさん暗記して、難しい日本語をそのまま難しい英語で書こうとするのは非効率です。英作文は書いて添削を受けての繰り返しで、表現を学び、ミスを減らしていく勉強法がおすすめ。参考書でノウハウを学んだ後は演習問題を解き、学校や予備校の先生に添削してもらいましょう。

 

英作文講義の実況中継

 

 

英作文基本の一冊。過去問や演習問題を解く前に数回読みましょう。英作文のオーソドックスな書き方を講義形式で解説してくれます。クセがないので全てのレベルの受験生におすすめです。

 

 

大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編

 

 

自由英作文が出る大学を受験する方はやっておきたい本。演習も多く、この本の後は過去問を解いていきましょう。自由英作文の参考書が少ない中で、貴重で良質な一冊。

 

 

いかがでしょうか。

大学受験の英語なんて入り口に過ぎません。大学生、社会人になれば、TOEICやIELTSというさらに難易度の高い試験が待っています。英語力ではなく、英語で何かをする力が求められるようになります。逆に、大学受験で英語力をたっぷり身につければ、その後の英語学習もはかどるでしょう。