こんにちは、猫マグロです。
アオリイカの季節がやってきましたね!僕のホームエリアである須磨〜明石方面でもよく釣れています。
エギングと一口に言っても様々。春の巨大アオリ、夏のツツイカライトエギング、流行りのティップランエギングではタックルが変わってきます。
今回はエギング初心者向けに、小型のアオリ、ツツイカからデカアオリまで対応できるバーサタイルなタックルを紹介していきます。
初心者におすすめのエギング用ロッド
猫マグロがエギングロッドに求めるのはこの4つ。
軽さ:長時間シャクっても疲れない軽さとバランス
強さ:ハードなダートでもへたらず、折れない強さ
粘り:身切れしないように、イカの抵抗を竿でしっかり受けてくれる柔らかさと粘り
感度:フォール中のバイトでも確実に手元に伝えてくれる感度
これらの要素を両立しつつ、リーズナブルなロッドを紹介します。
エギングロッドにはインターラインのラインアップがありますが、僕は好きではありません。キャスト時に気を遣いますし、ワイヤーを忘れると釣りができません。
最近のアウトガイドのエギングロッドはガイドの小径口化、多点化が進み、ラインがバタつくことが少なくなりました。
はじめての方には夜釣りメインでもアウトガイドロッドをおすすめします。
ダイワ エメラルダスX
2.5号の極小エギを使用したツツイカエギングから春の大型アオリイカまで対応できる万能モデルです。
Kガイドでトラブル激減。ロッドをカーボンテープで巻き上げたブレーディングXでロッドにハリを持たせています。
僕はエメラルダスの上位機種、エメラルダスMXを使用しています。
シマノ セフィアBB 86M
非常に軽量で、86Mの重量は脅威の107gです。エメラルダス83Mは113g、上位機種のエメラルダスMXで95gですから、価格を考えるとものすごい軽さです。
軽すぎてリールとのバランスをとるのが難しいくらいかもしれません。
こちらもステンレスフレームKガイドでトラブル激減。ダイワ同様ブランクスがカーボンテープで巻かれたハリのあるロッドです。
初心者におすすめのエギング用リール
リールはこれら3つを兼ね備えたものを選択します。
ドラグ:身切れしないように、イカの抵抗をしっかり吸収してくれるドラグ性能
軽さ:長時間シャクっても疲れない軽さとバランス
トラブルレス:夜釣りでのトラブルは致命傷
これらの要素全てをコンプリートし、かつ比較的安価なリールを紹介します。
エギングでは細身のPEを使用するので、通常は浅溝スプールを使用されます。購入時は必ず番手をチェックしましょう。
ダイワなら2506か2508、シマノなら2500Sか3000Sです。
使用するラインの細さと長さからリールの糸巻き量を逆算をしましょう。
また、エギング専用のリールがダイワ、シマノの両社でランナップされていますが、あまりおすすめしていません。
スペックの割に高いことが多いですし、他の釣りにも流用できるのがエギングロッドのいいところなので、リールも汎用性が高いものを選ぶことをおすすめします。
シマノのリールにはクイックレスポンスシリースとコアソリッドシリーズがあります。
クイックレスポンスはダイワの非マグシールドリールのような低慣性の巻き心地で、巻く・止める動作が軽快です。
一方のコアソリッドリールは旧来のシマノの巻き心地で、巻きはじめとヌメッとしていて、慣性で滑らかに滑るような巻き心地です。
エギングなら好みの問題ですが、シマノのリールを選ぶ時にはご注意下さい。
ダイワ エクセラー
マグシールド、ATD、エアローターとダイワのテクノロジーがたっぷり詰まったリールで、この価格でこのスペックは驚異的です。価格を考えると上位機種のフリームスよりもこちらがおすすめですが、ちょっと重いのがネックです。
もう少しお金を出せるなら軽量なカルディアやアルテグラがおすすめです。猫マグロも使っています。極端な話、エギングにセルテートのような剛性は必要ありません。
ダイワ カルディア
シマノ アルテグラ
メインラインはPEを選ぼう
ラインシステムはメインラインPE+フロロカーボンのリーダーが一般的です。
シャクりをしっかりエギに伝え、アタリをしっかり手元に伝えてくれる細めのPEはエギングに必須。ナイロンラインに比べると高価ですが、必ずPEを選びましょう。
PEにも色々種類がありますが、個人的にはハリがあって扱いやすい高比重PEがおすすめです。高比重PEはPE繊維と樹脂素材のハイブリッドPEです。強度や耐摩耗性は純粋なPEに劣るので、好みが別れそうですが...
メインラインのPEは0.5号〜0.8号、リーダーは1.5号〜2号。春イカではもう少し太くします。
PEとフロロカーボンの結束方法には注意して下さい。適当に結ぶとエギが飛んできます。
エギってどれがいいの?
色はピンク、オレンジ、ブラウン系。重さはツツイカなら2.0号〜2.5号、アオリイカなら3号〜3.5号を選びます。秋なら3号が万能です。
狙うイカや水深で大きさを変えるのが一般的ですが、フォール中のバイトが多い場合だと軽い方がアピールをより長くできるので、底を取れるなら軽い方がいいです。
いろんかメーカーがエギを販売していますが、僕はエギ王を使っています。人生ではじめて釣り上げたアオリイカもエギ王でした。
エギは好きなものを選べばいいと思いますが、ワゴンセールの激安エギはやめておきましょう。
エギングは頻繁にエギをローテーションするので、スナップは必須です。
エギ専用のものでなくてもいいので必ず付けましょう。
お楽しみあれ!