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就活のグループディスカッションで減点される人の特徴

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今回はグループディスカッションの話です。
ある人材系企業の方から「グループディスカッションは減点方式。欲しい人を採用するためではなく、どうしようもない人を弾くためにある」と言われたことがあります。
つまり、減点されるような行為をしなければ基本的に通るということです。
今回は僕がGDで実際に遭遇した減点ポイントを遭遇率順に紹介します。

 

 

1位 全く話さない

 

面接官「それでは開始して下さい。」
ABC「よろしくお願いしまーす。」
D「(無言)」
ABC「(Dさん緊張してるんかな…)」
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ABC「じゃあこの方向性でいきましょか〜」
ABC「(ワチャワチャ)」
D「(無言)」
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面接官「残り10分です。」
ABC「(キャッキャ、ウフフ、イチャイチャ)」
D「(無言)」
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面接官「終了して下さい。」

 

これが一番多かった原点ポイントです。全く話さないとその人を評価することができなくなってしまうので、必然的に評価対象から外れてしまいます。大人数になればなるほど話すタイミングが難しくなりますが、そこでもなんとか自分の役割を見つけて発言していく必要があります。

 

2位 自分の意見を否定されるとヒステリックになる

 

ABC「では、この方向でいきましょう」
D「ちょっとまって」
D「絶対こうした方がいいと思います」
A「でもそれだと、ここの辻褄が合わなくなってしまいます。」
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D「そんなんいうたらそもそもの定義がおかしくない?そんな甘々な定義やから意味わからんなるねん。そもそもその方向性で利益出るかわからんやん。しかも!差別化要因ないから実際にビジネスした時に競合にやられるやろ。だいたい今の社会の状況考慮したらほげほげ。ほげほげほげほげほげほげほげほげ!ほげほげほげほげほえgへごへごへごhげおhげおhげおgほえほげほ!!ファーーーーーー!!」

 

ワンマン企業の社長のような振る舞いを新入社員のうちからすると嫌われてしまいます。同調する必要はないですが、協調することは大事です。潔くグループの流れに乗りましょう。 

 

3位 同調しかしない

 

ABC「じゃあ、この方向性でいきましょか〜」
B「Dさんどうですか?」
D「いいと思います。」
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C「Dさんどう思いますか?」
D「いいと思います。」
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A「Dさんどう思いますか?」
D「いいと思います。」
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D「いいと思います。」
D「いいと思います。」
D「いいと思います。」
D「いいと思います。」
D「いいと思います。」
D「いいと思います。」

 

なんでもかんでも否定するのはいけないですが、かといって同調しかしないのも問題があります。明確にグループに貢献できるリーダーやタイムキーパーなどの役割がない場合は、意見や発現でグループに貢献する必要があります。同調しかしないのはグループに何の利益ももたらしていません。 

 

4位 クラッシャー

 

面接官「残り時間5分です。」
A「では内容はこれで。発表者を決めましょう。」
BC「分かりました」
D「うーん。私はこの案はないと思う。そもそもの定義がおかしくない?そんな甘々な定義やから意味わからんなるねん。そもそもその方向性で利益でるかわからんやん。しかも差別化要因ないから実際にビジネスした時に競合にやられるやろ。だいたい今の社会の状況考慮したらほげほげ。ほげほげほげほげほげほげほげほげ!ほげほげほげほげほえgへごへごへごhげおhげおhげおgほえほげほ!!ファーーーーーー!!」
ABC「で、でも時間が…」
面接官「終了です。それでは発表お願いします。」
ABC「(絶句)」

 

最後の最後に全てをぶち壊すのがクラッシャーです。自分で何から何まで意思決定できるポジションにいれば別ですが、ほとんどの企業は好ましく思わないでしょう。

 

5位 自分ばかり話そうとする

 

面接官「はじめて下さい。」
ABC「よろしくお願いしまーす。」
D「じゃあ、まずは!ほげほげファーーー!」
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D「これこれこうだからほげほげ。」
D「私はここはこうすべきだと思うんです!」
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A「あのっ、僕は…」
D「はい!じゃあ、次は挙がった案をグルーピングしましょう!」
A「(涙目)」
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B「あのぉ」
D「ほげほげほげほげ!ファーーー!」
C「ちょっと待ってや。それじゃ、最初の定義とちが…」
D「ファーーーーーー!」
D「ほげほげほげほげ!ファーーー!」
DDDDDD「ほげほげほげほげ!ファーーー!」

 

全部持っていこうとするタイプです。主体性はあっても、他の人の意見を積極的に取り入れて最適解を導こうという協調性が全くないためアウトです。

 

6位 終了間際に爆弾発言

 

ABCD「お疲れした〜」
面接官「終了してください。」
D「あ、俺この会社興味ないから。」
ABC「(…)」
面接官「(…)」

 

これは論外ですね。

 

実際のところ、彼らが選考を通過したかどうかは分かりません。
これらが減点される行為だと思ったのは、グループの中で議論に貢献できていないとか、足を引っ張っていると感じたからです。
これがどのように企業の目に映るかは学生には分かりませんが、落とされるリスクは減らすことができます。自分の言動に気をつけましょう。口は災いの元。